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第97話 小説だからってなんでもやっていいわけないよね…

すいません。


都合により今回の話から更新が不定期になります…


1日1話が売りだったのに…


本当にすいません…

俺たちが教室に入るといつもはこの時間にいるはずのない人物がそこにいた。


「おはようございます。先生、今日は早いですね」


そこにはもう忘れられた存在の担任(独身)がいた。


「早いでしょ~」


あれ?


先生がすごく明るいぞ?


もうその空間だけがこっちの空間と違うだろってくらいキラキラしてるぞ?


「さ…悟君」


「き…きっと久しぶりの登場でテンションが上がってるんだよ…」


「そ…そうだよね」


正直引きたくなるほどキラキラしてる。


眩しっ!!


「せ…先生何かいいことでもあったんですか…?」


「あっ!わかる~?」


こんなにキラキラしてたらだれだって気づくだろ。


「ふっふっふっ…今回のお話の私の紹介は『担任(独身)』って書かれていたけどそれは違うわ!!」


先生が自信満々に言う。


うーん…


独身ってのが違うということは…


「『担任(三十路)』って書いたほうがよかったんですか?」


「ちがーう!!私はこの夏に結婚したからもう独身じゃないの!!」


「へぇ」


「む…なんかリアクションが薄いわね」


「だって結婚したら先生のキャラは引き立たない訳できっと先生は出番がなくなります」


「えっ…でもほら!こっちは目を輝かしてくれてるわよ!!」


先生が香織を指差す。


たしかにそこには目をキラキラさせた香織がいた。


「先生素敵です!」


「ありがとう」


「結婚かぁ…いいなぁ…」


香織も女の子だからこうゆう話には敏感なんだろう。


もしも俺と香織がこの先も付き合っていくとして俺たちは結婚できるのだろうか?


血は繋がってないとしても戸籍上は兄妹だ。


結婚できなくね?


はぁ…


まあなんとかなるでしょ…


だって小説だもん…


まあこっちはおいておこう。


今は理沙たちが気になる。


「哲也~」


俺は哲也と理沙のもとに行く。


「ん?どうした?」


「理沙と付き合ったんだな」


「悟が私のこと捨てたからね」


理沙がツンとした態度で言ってくる。


「捨てたって…お前な…」


「だから哲也君の告白をよろこんで受けたのよ」


「哲也が告白したのか」


「お…おう」


哲也の顔が赤い。


「哲也君の方が悟より何倍もいいわ」


理沙が酷い…


俺たち一応幼馴染だぜ?


「それよりも。みんなに言っておきたいことがあるんだ」


哲也が真剣な表情で言う。


「な…なんだ?」


俺たちも真剣になる。


「実はな…部活がなくなった」


「「「へ?」」」


俺たちは唖然とする。


「ど…どうして!?」


「姉ちゃんたちがこの夏で引退した」


「あの部活にも引退なんてあったのか…」


それがいちばんびっくりだ。


ん?そういえば遥さんってもう生徒会長じゃないんじゃねえの?


「哲也、遥さんってもう生徒会長じゃないよな?」


俺は思ったことを口にする。


「それなんだよ」


「?」


「実はな…この小説では生徒会選挙が忘れられてたんだ」


「そ…それは大変!」


香織が焦りだす。


なぜそんなに焦れるんだ…


「だから今日から俺が会長だ!!」


「「「な…なんだって!!」」」


この小説もなんとなくでいろいろ乗り越えてきたけど…


さすがにこれは無理だろ…


「無理じゃない!!」


心読むなよ…


「この俺の左目のギアスがあれば…


「それ以上は言っちゃいけない…」


しまった手遅れだった…


ギ●スって単語が出る前に止めるべきだった。


「さあ!ルルーシュ・ラン●ルージが命ずる!!俺を生徒会長にしろ!!」


あぁ…こんなんでいいのか…?


だめだよ…


うん。だめだ…


ここは必殺技をつかおう…


「あなたたちなにを騒いでるの?」


先生がやってくる。


「先生、生徒会長って決めてないですよね?」


「?…何言ってるの?決めたじゃない」


「えっ…ああ!忘れてました!!遥さんはまだ生徒会を手伝ってるんですよね」


「ええ。本当に助かってるみたいよ」


必殺技成功…


なかったことをあったようにみせる…


「それよりもHR始まるわよ」


そして始業式などがあり今日の学校が終わる。


「いやー疲れたなー」


「そうだね」


「香織、帰る前にさ、デ…デートしないか?」


「えっ!?」


「だからデートを…」


「うん!いこっ!!」


そして俺たちのデートは始まった。


今回の話ぐだぐだすぎる…


ごめんなさい…

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