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第77話 幼馴染の優しさ

指摘があった変だったところを直しました。


他にも変だったところがあったら指摘してもらえるとうれしいです。

図書館で俺があんなことを言ってからもう3日が経った。


家で香織とは最低限しか口をきかなかった。


姉ちゃんも心配してくれたが俺は「別に心配しなくていいよ」と言った。


自分が悪いのはわかっている。


わかっているのだがなぜか素直に香織に謝れない。


そんなのが3日続いていた。


今日は野球の練習試合があった。


香織は俺よりも早く家を出ていった。


俺は1人でグラウンドに行こうとする。


「悟!」


後ろから理沙の声が聞こえた。


「どうした?」


俺は後ろを振り返りながら聞く。


「あんた香織と喧嘩したでしょ?」


「えっ…」


理沙がいきなり核心をついてくる。


「そ…そんなこと…」


「だって香織から聞いたもの」


「なっ…」


「で?結局あんたが悪いの?香織が悪いの?」


「俺が悪い…」


「わかってるなら謝ればいいじゃない」


「だって…」


「だってもなにもあるか!!」


「はい…」


「ちゃんと今日中に謝るのよ!」


「うん…」


「しゃっきっとしなさい!!」


「おう。ありがとな理沙」


「どういたしまして」


理沙が笑顔で答えてくれる。


「あっ!実際は香織に聞いてないから」


「なっ…なんでわかったんだよ!?」


「あんたの顔見ればわかるわよ。幼馴染だもん」


やはりこんなときに幼馴染というものはいいものだと思う。


理沙はこんな俺でも見捨てずにアドバイスをしてくれた。


ん?これはアドバイスなのか…?


まあとにかく理沙のおかげで俺は今日中に謝る決心をした。


でもどうやって謝ろう…


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