第5話 夜遅くまで起きてるとお肌にわるいし寝坊するしでわるいことばかりだよ
ピピピピピ!!
「…ん」
目覚まし時計を俺はすぐに止める。
そして気づく。
「この音の目覚ましって…」
それは休日用の目覚ましだった。
悟は時計を見る。
『8時』
「やばっ!!寝坊した!!」
「悟が寝坊なんて珍しいな」
「ごめん父さん!!今日はお昼どこかで買って!!」
「わかった~」
「いってきます!!」
「朝食はいいのか?」
「時間ないから!!」
「いってらっしゃい」
玄関を飛び出すとそこには理沙が待っていた。
「待っててくれたのか…?」
「べ…別にいま出てきたの!!」
「そっか、ありがとう。今日は遅刻しそうだから後ろ乗れ!!」
いつも理沙は学校に行くときは歩いて行っていた。
理沙が後ろに乗ったのを確認してから俺は一生懸命自転車をこぐ。
「悟が寝坊なんて珍しいね!!」
「考え事してたら寝るのが遅くなってな!!」
「考え事?」
「やばっ!!生徒指導のゴリ山もう校門にでてる!!」
生徒指導主任の郡山先生。
顔がゴリラ顔なため生徒からはゴリ山と呼ばれている。
「おおおおお!!」
なんとかギリギリで校門に入る。
「はあ…はあ…!!」
「ギリギリだったね」
「早く教室行くぞ!!」
俺と理沙は走って教室に向かっていった。
「お疲れ~」
哲也が笑顔でいってくる。
「はあ…はあ…よう…哲也…」
「珍しいなお前が寝坊なんて」
「それ…言われたの…三度目…だ」
「おはよう竹中くん」
「さ…佐藤!?おはよう!!」
「みんな席について~」
ゆり先生(独身)がやってくる。
「ええと…来月辺りにオリエンテーション合宿があるので頭にいれといてね。はいっ!これでHR終了!」
「「「それだけ!?」」」
みんなが驚くが担任は全て無視。
「今日はデート今日はデート……」
そんなことを言いながら教室を立ち去っていった。