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第46話 やっとGWですよ…

部活が始まってから1週間…


やっとGWになった。


部活での相談は今のところ恋愛物ばっか。


8割が会長への告白…


会長も大変だなぁなどと思ってしまう。


まあそんな話は置いといて…


なぜか俺はいまニューヨークにいます…


え?なんでそんなところにいるのかって?


それはだな…




「は~やっと明日からGWだ…」


それはGW前の最後の学校が終わった帰り道だった。


「そうだよね、この小説も一ヶ月にどんだけ費やしてるのかね」


「香織それは言っちゃいかん…」


「ところで悟はGWになんか予定とかあるの?」


「たぶんないと思うけど…」


歩きながら話しているとうちの前に二人の人影がこっちにむかって手を振っていた。


「あれおじさまよね」


「ああうちのバカな両親だ…」


「こんどはなにするんだろうね…」


俺たちは家の前に行ってみる。


「おぉ理沙ちゃんかわいくなったねぇ」


「ご無沙汰してますおじさま」


「うん」


「ところで父さんなにやってんだよ」


「おおそうだった。悟、香織、旅行に行くぞ」


「「え?」」


「さあ準備しろ~」


俺たちは強制的に家に入らされ準備をする。


「父さん旅行って…前に行ってたじゃん」


「前のは新婚旅行。今回のは家族旅行だ」


「行き先は?」


「アメリカ」


「は?」


「アメリカ」


「いや、それはわかったんだけどさ…なんでアメリカ?」


「なんとなく」


だめだこの親父…


「よし、準備できたか?じゃあ行くぞ」


「今から行くのかよ!?」


そんなことを言ったら父さんが『え?そんなこともわからないの?』みたいな顔をしてきた。


う…うぜぇ


そんなこんなで空港…


「悟君…私飛行機乗ったことがないんだけど…落ちたりしないかなぁ」


「ん?大丈夫だよ。436年間毎日乗って一回落ちる割合らしいから。ハヤテのご〇くで言ってたよ」


「一回おちるんだね…」


わお!お約束の反応だなぁ


「ん?悟君は飛行機乗ったことあるの?」


「俺は姉ちゃんに会いに行きたくて1人で金貯めて乗ったことあるんだよ」


「悟君ってお姉ちゃんいたんだ」


「うん。もう離れ離れだけどね」


「そうなんだ…」


「ほら香織そんな深刻そうな顔しないで行こう!」


「うん!」




そんなことがあったんですよ…


空港に着いてホテルのチェックインをしてそして観光をしようとそんなかんじになったんだよ。


それで気がついたら香織と父さんと母さんがいないんですよ。


まったくうちの家族は迷子になんかなって…世話焼けるぜ…


…正直に言うと俺いま迷子です。


英語は苦手です。


もう周りに書いてある単語がまったくわかりません。


携帯電話もためそうとしましたよ…


外国に対応していませんでした…


俺、どうなるんだろうなぁ…

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