第40話 大雨かあ…洗濯物乾かないな…
いつの間にか40話ですww
これからもよろしくおねがいしますw
俺が伊藤沙希を殴ってから香織へのいじめはなくなり香織は普通に学校に来ていた。
俺が伊藤沙希を殴ったのはうわさにはならず普通に学校生活をおくれていた。
「はぁ…雨って困るなぁ…洗濯物干しちゃったよ…」
今日は土曜日。
学校は午前で終わりの予定だ。
ちょうど2時間目が終わったあたりから大雨になり俺はショックをうけていた。
「悟~そんな辛気臭い顔するなって」
哲也が笑いながら話しかけてくる。
「だって…洗濯が…」
「そんなこと気にするなって」
「でも…」
「俺が乾燥機送っといてやるからさ」
「まじで!?ありがとう!!」
「気にするなって」
こうゆうときに哲也は金持ちなんだなぁって実感させられる。
「でも悟、なんではやく帰らないんだ?」
「えっ…」
「もう授業は終わったぞ?」
「しまった…洗濯が気になって授業を受けた記憶がない…」
「はっはっはっはっは!!!」
「ちょ…俺帰るわ!!」
「気をつけろよ~あっ!明後日から部活だから忘れるなよ?」
「部活って…部室ないじゃんか」
「それは見てからのお楽しみってことで」
「そっか。じゃあ先帰るわ!!」
「お~う」
俺は走って帰る。
家につきすぐに洗濯をしまう。
ピンポーン
「乾燥機のお届けで~す」
さすが哲也…準備がはやい…
「ありがとうございます」
俺は受け取りのサインをして乾燥機を洗濯機のよこに置いてもらった。
「こんなにビショビショだけどこれさえあれば…」
「わっ!それどうしたの?」
「哲也からのプレゼント!助かるよなぁ」
「さすがだね…」
「そういえば父さんたちて明日の朝帰ってくるんだよな?」
「うん」
「こんな雨なのに大丈夫なのか?」
「わからないよね…」
「まぁいっか。なにかして時間つぶそうぜ」
「そうだね」
俺たちはリビングに行こうとする。
ピンポーン
「誰だろう…は~い」
俺は扉を開ける。
「哲也?どうしたんだ?」
「ふっ…新開発のゲームでもやろうかとおもってな」
「まさか…ついにできたのか…?」
「ああ…」
「村田グループの最新作バーチャルガンナー…」
村田グループは周りの会社よりも技術が格段に進んでいる。
よって村田グループのゲームはなかなか手にはいらない。
「4人用らしいから理沙ちゃんも誘おうぜ」
「おう」
電話するのも電話代がもったいないので俺は部屋に行きとなりの家の窓を棒でたたく。
「うるさいわよ!!なに!?」
「村田グループの新作ゲームができたからやろうぜ」
「そうねぇ…どうしようかしら…最近私の出番も少ないし…」
言ってはいけないことを言っている…
しかし俺も言ってはいけないことを口走る。
「このゲームやらなきゃせっかくの出番がなくなるぞ…」
「すぐに行くわ」
「待ってる」
それから俺らは4人でゲームを楽しむ。
夕飯も4人で食べそして哲也たちは帰っていった。
「雨やまないね」
「そうだな」
哲也たちが帰ったあとも雨は止むどころか強くなっていた。
ゴロゴロゴロ!!
「あっかみなり…」
ついにかみなりまで鳴り始めたか…
ん?腕にやわらかい感触が…
ゴロゴロゴロ!!!
「ひゃっ!!」
腕を握る力がつよくなる。
「か…香織?どうしたんだ?」
香織が腕に抱きついていた。
「あっ…ごめんね…迷惑だよね…」
「い…いや大丈夫…」
ゴロゴロゴロ…ドーン!!!
「キャッ!!」
ついに香織は抱きついてきた。
「か…香織!?」
「ご…ごめんね…でも…もう少しこうしててもいいかな…?」
「べ…別にかまわないけど…」
俺はドキドキしている音が聞こえないか心配になっていた。
それから何分か経ちそろそろ寝る頃になっていた。
かみなりもだいぶおさまり香織もだいぶ落ち着いていた。
「じゃあおやすみ」
「うん。おやすみ…」
俺は寝ようと布団にはいる。
ちょうどうとうとしてきたときにかみなりがまた強くなってきていた。
そして部屋のドアがノックされる。
「ん?」
「さ…悟君…一緒に…寝ても…大丈夫かな…」
「べべべべ…別に大丈夫だよ」
俺は香織が寝れるだけのスペースを空ける。
「あ…ありがとう」
「おう」
「お…襲ったりとかしちゃだめだよ…///」
香織の顔は見えないが香織の顔はきっと赤くなってるだろう。
「お…襲わねえよ!!」
「(意気地なし…)」
「ん?なんか言ったか?」
「なんでもない!!」
そして俺と香織は眠りについた。
二人で同じ布団にはいって…
本当に理沙の出番すくないな(笑)