第13話 子供って誕生日プレゼントで無理なこと言ってくるときってあるよね
「夏希、優輝お前達もうすぐ誕生日だけどなにが欲しいんだ?」
夏希達の誕生日は5月18日。
俺はもうすぐ誕生日の2人にプレゼントは何が欲しいか聞いていた。
「私は……」
「おっ!夏希なんかあるか?なんでも言ってみろ」
「パパが欲しい…」
夏希が顔を赤くさせながら言う。
嬉しいけど恥ずかしいな…
ガシャン!
香織が手に持っていた物を落としたようだった。
「どうした香織?」
「な…夏希!ダメ!悟君は渡さない!」
香織が涙目で俺に抱きついてくる。
ってか本気にしたのか…
「残念…」
夏希が肩を落とす。
「優輝はなんかないか?」
「えっと…なんて言うんだっけな…太くて…固くて…長い…」
太くて、固くて、長い?
なにが連想できる?
ってか1つしか思い浮かばないんだけど…
「そ…そっか。思い出したら言ってくれ」
「夏希は考えたか?」
「くまさんのお人形…」
「そっか。わかった。じゃあもう今日は遅いから寝な」
「「おやすみなさい」」
そう言って子供達は2階に行く。
「香織…太くて固くて長い物って何を想像する?」
「えっ…その…」
香織が顔を赤くする。
「あいつ自分のがあるだろ!?」
「きっとたくましいのが欲しくなっちゃったんじゃないかな?」
「いつかたくましくなるだろ!?」
「どこかに売ってるわけでもないし…しょうがないから…」
「ま…待ってくれ香織!!そのハサミ何に使うんだ!?嫌だよ!?俺はまだ男でいたい!!」
「私もさみしいよ…悟君のが無くなると…でも優輝のためだもん…!」
「夏希の欲しいものをダメだって言ったのは誰だよ!?」
「わかったよ…悟君…その体から切り離す前に気持ちよくしてあげるね?」
「切り離さなきゃいけないの!?ねえ!?それって決定事項なの!?」
香織が俺のズボンに手をかける。
「ん?でも待てよ?なんであいつは太くて固いなんて知ってるんだ?まだ知識としてはないはず…」
「まさか…見られちゃった?」
「香織がもう1人子供欲しいとか言うからー!!」
「悟君だって気持ちよさそうにしてたじゃない!」
「よし、ここは一回やってから考えよう」
「一回やるんだね…」
一時間後…
「ハア…ハア…どうだ?これの他に太くて固くて長い物思いついたか?」
「ハア…ハア…ま…まだわからないかな…」
「ここは優輝が思い出してくれるのを待とう…最悪の結果にならないように…」
「そうだね…」
年齢制限かけようかな…




