第8話 俺って運ないな…って思うときあるよね?
テスト1日前ですけど…
更新!!
ちなみにユーザー名変えました。
まあ気にしないでください…
「さて部屋割りどうする?」
理沙が部屋の鍵を受け取ってから言う。
「家族で分かれるんじゃないのか?」
「そんなんじゃみんなで来た意味ないじゃない」
「そうゆうもんなのか…?」
「みんなはどう思う?」
「なんか楽しそう!」
「賛成…」
「私も別にいいよ。あっ…わ…私は別に優輝と同じ部屋になりたい訳じゃないんだからっ!!」
「子供達は賛成みたいね」
奈々の発言はスルーかよ…
「哲也達はどう思う?」
「あの…理沙ちゃん」
「ん?どうしたの香織?」
「これって多数決になったら私達が反対しても結局家族は分かれることになるよね?」
「ん?それもそうね。よし!じゃあアミダくじで決めましょう」
部屋は2つ。
人数は7人…
「アミダくじって残酷だよな…」
アミダくじの結果は、
俺と夏希と優輝と奈々。
哲也と理沙と香織。
こう分かれた。
「俺が子供達全員の相手かよ…」
「母ちゃんと同じ部屋にならなくてよかった…」
「パパ…よろしくね…」
「優輝と一緒ってなんか心配…」
奈々はそう言っておきながらすごく嬉しそうだ。
「悪いな悟」
「悟奈々のことよろしくね」
「悟君大丈夫?」
心配してくれるのは香織だけかよ…
まあそんなの予想できてたことだけどね…
でも悲しいよ…
「じゃあ子供達は任せたわよ」
部屋の前で理沙に言われる。
「わかった。哲也!!絶対に香織のこと襲うなよ!!襲ったらマジギレだからな!!」
「わかってるって」
そして俺達は部屋に入る。
「すげー!!」
「優輝はしゃぎすぎ!!」
「奈々ちゃんもね…」
「そ…そんなことないわよ!!」
いきなり騒いでますね…
俺の体力もつかな…
今回の旅行俺の運がとてつもなく悪い気がする…
帰りもじゃんけんで負けたら香織に「みんなもうやめて!!悟のライフはとっくにゼロよ!!」って言ってもらおうかな…
「パパ…?」
「ん?どうしたんだ?」
「なんかボーッとしてたから…」
「ちょっと眠くてな…」
「寝る…?」
「夏希達が寝るまで寝ないよ」
「どうして…?」
ここは正直に子供達を見てなくちゃいけない責任があるからと言うべきか…
いや、からかおう。
「夏希がかわいくてずっと見ていたいからだよ」
「私も…パパかっこいいからずっと見てたい…」
夏希が笑顔で言ってくる。
「っ…!!」
カウンター…だと…
「夏希がいい子すぎて涙でそう…」
「悲しいの…?」
「そんなんじゃないよ。嬉しくて涙がでるんだ」
「嬉しいのに涙がでるの…?」
「夏希もいつか嬉しくて涙がでるときがくるよ」
「そうかな…」
「父ちゃん!!」
「どうした?」
「腹減った!!」
「奈々もか?」
「わ…私は別に…!」
ぐぅぅぅぅ!
「すいてないもん…」
奈々が顔を赤くして言う。
「じゃあ食べにいくか」
このホテルはバイキング式だった。
「好きなだけ食べろ~」
子供達は料理をとりにいく。
俺は正直空腹よりも睡魔のほうがつよくてとりにいけない…
「……るくん!」
「…?」
「悟君!!」
「あれ?香織?」
「なに寝てるのよ」
「理沙まで」
「お前寝てたんだよ」
「父ちゃん起きた?」
「パパおはよう…」
「やっちまった…」
「まあ疲れてたんだからしょうがないよ」
「香織…」
「まあ寝たんだからこのまま子供達のことよろしくね」
「わかったよ…」
それから部屋にもどりテレビを見る。
「父ちゃんおやすみ」
「パパおやすみ…」
「おやすみなさい。おじさま」
あれ?奈々って俺のことおじさまって呼んでたっけ?
まあ理沙も父さんのことおじさまって呼んでたしいいか。
「パパ…私はパパと寝る…」
「どうして?」
「だって…パパはいつもママと寝てるから…今日は私だけと寝る…」
夏希かわいい!
「そっか。じゃあ夏希が寝たらちゃんととなりで寝るよ」
「ほんと…?」
「ああ」
「約束…」
「ああ。約束だ」
「おやすみなさい…」
「おやすみ」
「優輝は私と寝るのよ?」
「どうしてだよ」
「だって…その…えっと…あっ…優輝さみしいかなって思って」
「別にさみしくなんかないけど?」
「いいから一緒に寝なさいよ!!」
「もしかして…奈々1人で寝るのがさみしいのか?」
「そうじゃない!!私は…私は優輝と寝たいの!!」
「しょうがないから一緒に寝てやるよ」
「やった!」
そして子供達は眠りにつく。
俺も明日じゃんけん負けるかもしれないから早く寝とくか…
俺も眠りについた。
次の更新は多分テスト終わってからになると思います。




