第十六話 【悪魔理論】
一旦は書く時間が出来ました。でも、投稿が止まったら、また書けなくなったと思ってください。色々と、すいませんでした。
悪魔と呼ばれる研究者が居た。本名は『マイク・サタン』。ある時、サタンはある予言をした。
【悪魔が死に至るとき、日の国では弾丸が飛び交い、国家は転覆するだろう。そして、若き命はすべての生物の安息の為に敵に挑み命を落とすだろう。】
この予言は後に『悪魔理論』と呼ばれる。
「ルシファーさん……これはなんですか……」
「悪魔を全員殺した。何か悪いか?害虫どもを駆除しただけだ。」
ありえない。ルシファーがそんなことを言うわけが無い。この世には色々な悪魔がいる。
中にはアスモデウスやアガレスのように敵対的な悪魔もいる。だが、ペイモンやグレモリーのように友好的な悪魔だっている。そんなことはルシファーが一番分かっているはずだ。
だから皆殺しなんてありえない。そう思いたかった。だがどこを見ても炎が上がっている。明らかにルシファーによる炎。
とにかくルシファーを止めるしか手はない。
「『焔』」
ポケットの中に持参している紙やすりを両手で「ザザザザーッ」っと擦って手の平に傷をつけて、そこから炎を上げた。炎を操って手から腕まで巻き付けていき、肩まで炎をまきつけた。
「『焔ノ腕』!!!」
近くのビル程の高さの建物を走るように登って、そこからジャンプしてルシファーに殴りかかった。意外と威力が高く、ルシファーは驚いて地面に叩きつけられた。
ルシファーが落下した地点から、煙が一帯に広がって、姿が見えなくなった。
圭太はルシファーを追って煙の中に突っ込んでいった。前が見えない煙の中を歩いていると、前からルシファーが低空飛行して突っ込んできた。
「生意気をするなよ!」
ルシファーは腕を振りかぶって拳を腹の中心に振りかざした。圭太が手から放つ炎の勢いで横に逃げようとした。だがルシファーの速さから逃れられる訳がなかった。
腹の中心からは逃れられたものの、横腹が拳で抉られ削られた。
「──ぁァっ!!!」
倒れ込むようにして後ろに逃げた。腹から血が溢れ出て止めてられない。『再生の炎』で再生しながらルシファーの攻撃を避け続けた。
避け続けたといってもかすってはいる。なのでそこを再生の炎で補っていくという戦い方で戦っている。
だが、当然炎を使うのにも体力を使う。常に体力を消耗し続けて、相手にダメージを与えられていない。つまり絶望である。
とにかく攻撃を避け続けて、炎上して倒れたビルの近くまで追い詰められた。その時、地面を見下ろすと、そこには一本の、光を反射する何かがあった。
「『月欠』…!?」
「貴様……やめろ!!」
落ちている月欠を拾い、ルシファーに斬りかかった。自分でも何が起きたか分からないほど速いスピードで腹に斜めの傷をつけて、ルシファーの奥に立っていた。
「月はかけずとも……金星は欠けましたよ。ペイモンさん!!」
最後の明星が欠けたみたいなのはちょっと伏線みたいですが、普通にたまたまですw




