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第九話 激戦

崩壊した異世界に転生した菊池圭太きくちけいたは、崩壊の要因となった人物ペイモンと同居することになった!?新たに同居を始めたルシファーの紹介で、ペイモンが恋をしている人物、グレモリーに会うことになったのだった…

「人聞きの悪い…我はペイモンやルシファー様と同じただの悪魔なのだがなぁ。」

「アガレス…だったか?」


ルシファーがピクッと体を動かして口を開いた。


「ほぅ、さすがルシファー様。我の『止』を破った者など初めてですぞ?」

「ペイモンは俺の部下だ。手を出せば許さんぞ?」


二人とも相手の話など聞かずに話していたが、何故か両者相手の意見をくみ取ったらしい。


「戦だ!!」


そう二人がシンクロして叫んだ。瞬間、辺りを大量の炎が包み、巨大な地震が巻き起こった。


「家が倒れてくる…!」


地震で倒れてきた家も、炎に巻かれて灰になった。


「二人とも同種の能力…『明星』は時間停止、『止』は動きを止める…!圭太さん、あそこの炎をくぐって出てください!これが最後のチャンスです!出なければ灰になりますよ!」


そう言うとペイモンは『月欠』を抜いて、空中で肉弾戦を繰り広げるルシファーとアガレスを見た。ルシファーのパンチが能力で止められ、ルシファーは押され気味だった。


「かぁっはっはぁ!!まだだ!もっと!もっとだ!」

「なんて以上な防御力…!」


アガレスも引くほどにルシファーは無傷だった。炎の壁からアガレスに向かって炎が飛び交うが、アガレスの能力で全てルシファーに当たった。それでも無傷なルシファーは、遂にアガレスに一発殴りを入れた。


「ぐぁぁぁっ!!」

「まだまだぁっ!!」


アガレスの余裕の表情が崩れた。腹に入れられた一撃に怯んだアガレスだったが、次の瞬間ルシファーの動きが止まった。そして周りの炎すらも止まった。


「はぁ…はぁ…『止』の本骨頂、周りの空気の停止…これでルシファー様付近の空気は停止した。周りに超硬化した壁が囲んでいるようなものだ!」

「貴様ッ!」


ペイモンが翼を生やしてアガレスに近づこうとしたが、硬質化した空気の壁にぶつかった。


「馬鹿め…もう空気が流れているのは我の付近だけ。ルシファー様はこのまま空気を吸えず死ぬのだ。」


ペイモンが月欠で空気の壁を切りつけるが、びくともしなかった。ルシファーの能力が切れて、辺りの炎が消えた。

そんなピンチな状況で、俺は思いついた。


「空気の穴…!」


アガレスも自身の付近だけを空気が流れるようにしているはずがない。そんな少しの空間だったら酸欠になって死んでしまう。そう、どこかに穴がある。


「確かに…でも圭太さん、そんなのどうやって探せば…」

「煙です!」


手の平を切って、炎を起こした。するとその火から煙が起こった。


「何をして…ゴホッゴホッ…!」


アガレスが咳き込み始めた。異常に気がついたアガレスが空気の停止を解除した。


「完璧だ!圭太ァ!!かぁっはっはぁ!!!」


叫ぶようにルシファーが言うと、炎でアガレスを包み込み、その中のアガレスに殴りをかました。


「ぅがぁぉぉぁぁ!!」


言葉にならない叫びを上げ、アガレスは散っていったのだった。

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