俳句女子の「俳句ことはじめ」…春の花「ツツジ」
前回からすっかり更新が遅れてしまいました…。
情けない、ゆきのです。
実は、というほどではないですが、
2月~3月のこの年度末、
お勤めしている会社が繁忙期のため、
ここ最近、ずっと残業の日々で、
体力と、そして気力も消耗していていました。
(仕事、とちってばっかりで、私、ダメ女子なんです…)
と、そんなここ最近ですが、
今日は久しぶりに俳句女子復活!!
本日の兼題は「春の花」
厳しい冬もすぎ、少しずつ暖かく、春の兆しがかんじられ、
花々も顔をのぞかせていますよね。
ちょうど一週間前は桃の節句でしたし。
そして私、ゆきのは「ツツジ」を取り入れ、
こんな句になりました。
肩寄せて ツツジ蜜吸い 帰り道
季語:ツツジ(春)
もう、10年以上前ですが、小学校の帰り道に、
ツツジの花壇があったんです。
春先、そのツツジを摘んで、
クラスのお友達と「おいしいね」と蜜を吸っていたことを思い出し、
作ってみました。
ところが、教室の皆さん、
「誰が吸っているのかしら? ミツバチ?」
と思われた方もいらっしゃいました。
なるほど、そうもとれますよね。
ミツバチマーヤ、でしょうか(笑)
それに、私も「肩寄せて」を何か別の言葉にしたかったんです。
「肩寄せて」だと、「クラスメート」よりは、「恋人」との出来事と、
とらえがちなのかな、と思って。
すると先生、そのようなことを踏まえ、添削してくださいました。
「「肩寄せて」を「遠き日に」にしたらどうかしら
「肩よせて」だと、現在の出来事に思われてしまうから」
遠き日に ツツジ蜜吸い 帰り道
さすが先生です。
「遠き日に」という言葉が、小学生のあの頃の思い出に、
時を移してくれます。
それにしても今の小学生は、
ツツジの蜜、吸うのかな。
ゆきの