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23歳になった自分へ

 23歳。その時はもう10年も前のこと。前の職場で働いていた時だったか。

あれからもう10年。いや、今年で34歳になるから、もう11年か。そう思うと月日の流れは早いと思う。

 それは夏の嵐が到来する前のことだったか。私の記憶が確かならば。

 あの職場で働いていた時のことは、稀に夢で見たりしている。悪夢として。

私が服用している睡眠薬には悪夢を見やすくする副作用があると、医者に言われた。

飲み出してからどれくらいになるだろうか。2年ぐらいにはなるはず。

 2回目のコロナ感染。それからの後遺症で抑うつからのうつ病発症。

酷い時には、電線すらも侵入思考で苦しめられた。

今年の春頃はどうなるかは分からない。

平穏に過ごせるならば、それで良いのだ。

 もし、これを読んでいるあなたが23歳になった自分に贈る言葉があるのなら、どういうものがあるのだろうか。

タイムカプセルに大人になった自分への言葉を贈るようなものだろうか。

あるいは歳上となり、過去の自分へと思いを馳せたりするのだろうか。

 昔のことを振り返るのは、時に良いだろう。

だが、振り返ってばかりで前を、今を見ない理由にはならない。

懐かしいと思うことはあっても――。

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