女神のアドリブ
虚無の中で音楽だけが鳴り響いている
中学二年生の時にはじめて買ったエレキギター
もうこの世には存在しないけど
そのリフは未だにどこかで鳴り響いている
あの時の"僕"は消えてしまった…
時間というのは不思議なもので
それを感じるとそれは実在になる
そして生きる事をやめると
自分そのものが時間になる
時間の中に生きると魂だけが露出されて
頻繁に女神と出会うようになる
女神は何故か僕のエレキギターを持っていて
時折、レッド・ツェッペリンやビートルズなんかを弾いてくれる
ところどころアドリブなんか挟んじゃってさ…




