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危機、麒麟
「アンタ、また何かしでかしたの?」
リンが呆れながらセンに尋ねる。
「まてまてまてまて。決めつけはよくないぞ。」
「今回に限っては全くもって心当たりがない。」
「それで、センさんが呼ばれている理由を伺っても?」
チエリが麒麟隊に尋ねる。
「貴様には関係ない。」
「関係ないことはないです!組は、私達は一蓮托生なんです。」
「チエリの言うことおりだ。が、別に争うって訳でもねぇだろ?」
「ふん、それは貴様の態度次第だ。」
「あー、なんだ。多分何も聞かされてねンだなお前。」
「なんだと?」
「いや、わーたわーた。行く行く。行きゃいいんだろ?早いとこ済ませようぜ。」
瞬間的に凄みを効かせる。空気が引き締まる。
「最初からそういえばいいものを。」
「じゃ、みんないこーぜ。」
「まて、来るのは貴様1人だけだ。」
「私たちも行きますよ!」
「いや、大丈夫だ。組で待っててくれ。どうせ、話するだけだろ?」
「ふん。」
「じゃ、すぐ帰ってくっからっ!」
そうしてセンは麒麟隊と共にネオカブキタワーへと歩き出した。




