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【簡易なキャラ整理】

ここまで複数の章をまたいでキャラを書いてきたので、一度簡易的に整理してみたいと思います。今章で活躍しそうな主要キャラのみにしときます。

覚えてるって人は読み飛ばして大丈夫です!



 ヤークワード・フォン・ライオス


 元々はライヤという名前の平民。かつて勇者パーティーに所属し、魔王を倒したがその際、仲間だったガラドに殺される。その後、なんらかの理由で数年後の世界に転生。

 以降ヤークワード通称ヤークとして生活。


 『呪病』事件、『魔導書』事件、セイメイとの一件を経て着実に力、精神力を上昇させている。

 転生した理由は不明であるものの、自分を殺した父親ガラドを殺すことを目的にしている。


 エーネからは体内に魔術の痕跡が感じると評され、クルドからは体内に別の生命があるようだと評された。前者は転生魔術の影響かと思われるが、後者は不明。

 セイメイとの戦いの折、セイメイに回復遅延の致命傷を負わせる。


 魔族から、意味深な感情を向けられている。




 ノアリ・カタピル


 幼い頃、ヤークと知り合い以降お互いに初めての友達となった。『呪病』事件を経てヤークに恋心を抱くが、素直になれないため気持ちは伝えられていない。

 ヤークと共にロイに剣術を習っているため、元々の素質も含め剣術のレベルは高い。


 カタピル家は貴族の中でも上位の家であるが、平民貴族と差別することはない。勝ち気で芯が強いため、その性格から、特に同性から好かれている。


 『呪病』事件の際、『呪病』を治すために竜王の血を飲む。それによって回復するが、竜族の血が混ざり合い十年もの後、セイメイとの戦いで血が覚醒した。

 純粋な竜族ではなく、竜人として力を発揮するが、本人はまだ力を制御できていない。




 ミライヤ


 平民の少女。元は別の国で暮らしていたが、ある日盗賊に襲われ、両親を殺される。自身も危ないところで、とある貴族に助けられる。このことが、貴族への憧れに繋がっている。

 その後今の両親に引き取られ、ゲルド王国へとやって来る。


 騎士学園入学試験日にヤークとノアリと知り合い、仲を深めていく。たまにノアリから、身体の一部分に羨望と嫉妬の眼差しを向けられるが、気づいていない。

 『魔導書』事件を機に、ヤークへ恋心を募らせる。ただし、ヤークからはこれを依存だと思われている。男性不信になったことが原因。


 剣術は並の生徒以下だが、居合いはヤークも目で追うのがやっとなほど。その速度の秘密は、ミライヤが鬼族の血を引いているから。

 セイメイとの戦いで鬼族の血が覚醒。無意識ではあるが、雷を足場にして居合いを連続に放つことも可能。




 ガラド・フォン・ライオス


 勇者パーティーにて魔王を討ち取った『勇者』。魔王を倒した後、仲間であったガラドを殺害した。

 その後ミーロと結婚し、子を成した。その子供がかつての仲間、ライヤの転生体だとは知らない。


 『勇者』として高い実力を持ち、魔族とも単体で渡り合える。元は平民だったが、魔王討伐の功績を称えられ『フォン』の名とともに貴族よりも上位の地位を与えられた。


 世間的には『呪病』事件を解決したのは、ガラドということになっている。

 



 クルド


 竜族の青年。竜王の孫であり、竜族の中でもある程度の発言力を持つ。

 当時のヤーク、アンジー、ヤネッサが束になっても敵わない実力の持ち主。


 ほとんどの他の竜族同様、ジャネビア以外人間との関わりはなかった。ヤークと出会い、人間に興味を持つ。

 その後、竜王の血を届けるためライオス家に訪れた際、ガラドやミーロらと少しだが話をする。


 魔族に襲われたヤークたちを助けるために登場。圧倒的な存在感からホトンド人間から畏怖の念を向けられるが、本人は気にしていない。

 かつて世界に存在していた4つの種族のひとつ。青年ではあるが人間から見れば長年生きているため、その知識が助けになることもしばしば。




 魔族


 魔王が倒され、消滅したはずの魔族。なぜかヤークたちの前に現れ、ゲルド王国に宣戦布告をする。

 体術、剣術共に秀でており、防御力も高い。魔族であるため魔術も使え、それを使いこなす。


 影に他の魔族を忍ばせておく術を持っているが、実際は影から自身と同じ姿をした劣化魔族を作り出している。そのため、ゲルド王国に宣戦布告し暴れた純粋な魔族は彼のみ。


 丁寧な口調で話し、冷静な判断力を持ち頭もキレる。ヤークに対して意味深な対応を見せる。

 宣戦布告の目的は、世界征服の足がかりとしている。




 転生魔術


 自身、または他者を別の命として、生まれ変わらせる。大規模な魔力と技術を必要とするため、誰にもできるものではない。

 現在、転生魔術により転生したと判明しているのは、自身を転生させたシン・セイメイ。何者かにより転生させられたヤークワード・フォン・ライオスの2名である。


 具体的には

 己を転生させるか、他者を転生させるか。

 同じ世界に転生するか、異世界に転生するか。

 一個の命を新たに創造し転生するか、すでにある命を乗っ取り転生するか。

 となる。


 転生魔術とは新たに命をする魔術でもあるため、世界に『歪み』を発生させることがある。

 『歪み』とは本来存在するはずのなかったものが存在することになり、世界に影響を与える。


 消滅していたはずの魔族が国内に潜伏し、引き起こした『呪病』事件。転生する時代を定めていなかったセイメイがこの時代に転生し、ビライス・ノラムに『魔導書』の存在を教えたことで起こった『魔導書』事件。

 これらは、自身が転生したことで起きてしまったのではないかとヤークは考え、最近ではシュベルトが殺されたのも自分のせいではないかと考えている。


 誰が、なんの目的でライヤをヤークとして転生させたのか、不明のままである。

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