表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/6

知行合一

「知るはこれ行の始め、行はこれ知の成るなり」



 陽明学を起こし、知行合一を唱えた王陽明の言葉。


 知識と行為は本来同一であり、知って行なわないのは真に知っているのではなく、真の知は必ず実行を伴い、知と行とは表裏一体をなすということ。


 たぶん、知性という道具を使って、自分の認識をとことんまで突き詰めて、どんどん価値観に転化していって、ようやく知行合一になるのだと思う。心の奥底から本当に納得しているから行動に移すことに躊躇がない。


 知行合一は、知性を通して、知的格闘をとことんまで行った果てにあるもの。徹底的に磨き上げられて輝きを放つ自らの心であり、価値観。座右の銘が、そのままその人の価値観になった姿。


 そこには知的格闘を通して、みえる化できた心の言葉があって、知的格闘をして歩いた道を振り返ると、きっと智慧という宝が転がっている。


 その道のりはとても厳しく、果てしないもの。哲学が役に立つかどうかなんて、ここにまでたどり着いて初めて分かるものなのかもしれない。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ