表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/38

第1話 人間なんだもの


ーー『お母様へ

お話のあった縁談、謹んでお断りいたします。

だってあの方、人間なんだもの』ーー



「リリア様、この手紙はなんですか!?」


ーーリリア様のお母様から、私宛に手紙が届いた。


「アンナ、リリアはどうしてしまったの?」


という言葉と共に、同封されていたのが、リリア様が書いたこの手紙だった。


「書いてある通りよ、アンナ。

縁談を、お断りしたのよ?」


リリア様は、首をかしげて言った。



「『人間なんだもの』って、どういう意味ですかっ!?」


ーー17歳になられたリリア様。


そろそろ、婚約者を決めるお年頃だ。


なのに、リリア様はお花に夢中なのだ。


今日も分厚い植物図鑑を、朝からずっと眺めている。



小さな頃の、言えなかったリリア様はどこへやら。


今では、すっかり、自分の意見を言えるようになっていた。


でも……。


今は、違うことに頭を悩ませていた。


ーーリリア様の興味を、お花以外に向けるには、どうしたらいいんだろうーー


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ