雨の記憶
『雨の記憶』(AI)
雨が降ると
君の名前が
水溜まりに浮かぶ
傘の端から
零れ落ちる雫は
あの日の涙の続き
濡れたアスファルトに
映る街灯の光は
君の瞳の色
私は歩く
傘を傾けて
雨に溶けたいと願う
記憶は雨に洗われて
それでも消えない
君の温もりだけが
いつかこの雨が止んだら
また君に会えるかな
濡れたままの心で
『いつかの雨』(混沌)
傘で弾ける
雨の鼓動
映る 君との日々
心地良いリズムは
君の歩調に
どこか似ていて
滴が落ちるたび
波間に浮かぶ
いつかの街路樹
雨に薫る新緑が
あの日の二人を
静かに呼び起こす
この道の先で
もう二度と会えないと
決まっていたとしても
会いに行こう
もう一度君に
降り止まない雨でも
『雨の記憶2』(AI)
雨はいつも君の不在を教えてくれる
傘の骨が軋む音はあの日の別れの続き
濡れた道に落ちる銀色の粒は君が残した最後の言葉
私は歩く雨に打たれながら君の影を探して
記憶は水に溶けて形を失うのに心だけはなぜか重くなる
いつかこの雨がすべてを洗い流しても私はまだ君の名前を呼んでいる
降り止まない雨の中でもう一度だけ君に触れたいと願う
『雨と光の向こう』(混沌)
どんなに雨に打たれても
絶え間なく 心を満たす
君の温もり
どんなに強い雨でも
止む事なく 流れ続ける
君の言葉
頬を伝う雫を
隠す様に
包む様に
降り続く
長雨の向こう
滲む風景の中
君の面影探す
暖色の街灯が
君へ続く道を
優しく照らし
示している様で
光を頼りに
ただ前へと進む
思い出じゃない
君に会いたいから
『雨の記憶3』(AI)
雨はもう何年も降り続いている
傘はなく濡れた道を君の名前を呟きながら歩く
滴は頰を伝いあの日のキスを思い出させる冷たいのに、なぜか温かい
雨に溶けた記憶は形を失いながらも心の底で輝いている
いつかこの雨がすべてを洗い流したとしても私はまだここに立つ
君に会いたいただその一言を雨の中に溶かして
いつか同じ雨の下でまた笑える日が来るなら私は永遠に待っていよう
雨よ、どうか君のところにも優しく降ってくれ
『雨上がりの記憶』(混沌)
降り止まない
篠立つ雨は
いつしか
優しい雨となって
空が顔を出し始め
階が地に降りる
灰色のキャンバスは
青に塗り替えられ
輝き渡る恵みは
君へと続く
橋を架ける
現在と共に
水面は煌めき
未来の喜びを
祝福する様で
旅の果てに
瞳に映った
君の姿
始めよう
新しい記憶を
ずっと二人笑い合って




