現状をベッドの上で把握する半裸の中年
体調も回復したので今日から投稿ペースを戻していくつもりです。
それと今更ではあるのですが高評価諸々してくれると作者はニチャアと笑いながらモチベが上がるので気が向いたらしてくれると嬉しいです。
どうしたものか
俺はアトラ先生(暫定)から、出かける準備するからお茶を飲んで待ってろ。と渡されたそこなへんの草でお茶を煎じたかのような THE 草といわんばかりの風味を醸し出すお茶をすすり情報整理に時間を費やすことにした。
正直なところ、あのまま放っておかれてもリスポーンするだけで問題なかったのだが今は今で他のプレイヤーが体験できないことを体験できているので多少時間を取られてもいいかなと思う。
それはそうとアトラ先生の準備が終わり次第どこかに連れ出されるのは確定なので状態異常のせいで下水道にいたころ十分に確認出来ていなかったステータス画面をまずいじることにした。
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PN:クオン
LV:7
JOB:探険家
0マネー
HP(体力):80
MP(魔力):9
SP(持久力):76
STR(筋力):20
AGI(速度):30
VIT(耐久):10
DEX(器用):15
POW(精神):30
INT(知力):5
CON(生命):35
TEC(技量):10
LUK(幸運):25
スキル
・生存戦略
・キャプチャーウィップ
・頑健な胃
・パワーウィップ
・ハングリースピリット
装備
左:探険家の鞭
右:探険家のナイフ
頭:なし
腕:なし
胴:なし
脚:探索者のズボン
靴:なし
アクセサリー:なし
称号
【ただのバカ】
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なにか物凄いツッコミどころがあるがそれはいったん置いておく。どうやらこのゲームレベルアップした際にステータスにポイントを割り振ることが可能らしい。今の俺の場合だとレベルが7になっているので割り振れるポイントが60ほどあったので成長方針は変えずにダメージはHPで受けるタイプのしぶといビルドにしている。
あと、物凄く今更感があるのだが「探検家」の初期スキルである生存戦略、これの効果が思いのほか強く常在効果で自身の精神を落ち着けてくれるものらしい。
ゾンビに追われているときにやけに冷静なのはこれのおかげだったらしい。
パワーウィップは鞭で強打するというシンプルな効果だ。俺はこれをレベル2の時まで見ていないから恐らくこのスキルというものはレベルアップ時に何らかの判定があり習得するようだ。多分…。
話を戻すが流石に低レベル帯のスキルで倍率は低めだがないよりはましだろう。
頑健な胃とハングリースピリットこれは恐らく餓死しかけた影響のはずなのだが如何せん気になることがあるのだ。一回の食事で頑健な胃とやらができるものなのかと。実際テキストを見る限り何回も腐ったものを食べて生存していないと手に入らなそうなのだが……。
「あっ、心当たりあるわ。」
そういえば、あの劇物を一気飲みしていたなぁ。うん、あんなものを飲めばスキルが生えてくるのも納得だ。余談だが後でアトラ先生に聞いたにだが「掃除屋」になるにはあれを飲んで体を丈夫にしておかないと話にならないらしい。材料を聞いてみたのだが話すのが憚られるレベルのものだったので控えておく。
頑健の胃の具体的な効果だが、経口摂取した毒物系統に対して強い耐性を持つというものだ。これだけ見ると何とも言えないがサバイバルするような状況になったらとても役立つだろう。恐らく、アトラ先生の口ぶりだがこれがあれば「ゾンビの腐肉」も食えなくはなくなるのだろう。もう食べようとは思わないが。
ハングリースピリットは面白い効果で隠しパラメーターである空腹値が一定以下になると発動できSPの最大値を持続的に削る(食事をすれば回復する)代わりにかなりのステータス補正が得られるというものだ。習得条件に恐らく餓死がかかわっているのでこれだけ優遇ともいえる性能をしているのであろう。
いざというときの切り札になるかもしれないな。
うん、今まで無視してきたが装備欄と称号だ。
そういえば衣服もやしてたな~....、焚火の燃料にしてたなぁ~。
現実逃避はやめよう。認めたくないがひっじょ~~~に認めたくないが今の俺はズボン1枚だけの半裸の変態である。
何ならアトラ先生の実年齢が実際のところわからないが見た目はようじょなのである。それも、少なくとも決して俺がロリコンというわけでもないが整っている糸目黒髪の幼女なのである。なんか、先生はスルーしていたが絵面が犯罪のそれである。まずいが少なくとも今の俺は恐らくアトラ先生に治療費の一部として5,000マネーを取られて無一文なので服を買うという解決策すらとれないのだ。
なので、ここで装備の話は終わりたいが称号てめーはだめだ。
【ただのバカ】....。
流石にそれはないだろう!!!!ただのッ......!!!!!!ただのバカ.......!!!!!!!!シンプルに馬鹿でも阿呆でもなんでもなく侮蔑に満ち溢れたカタカナ表記の【ただのバカ】!!!!!!!!
確かに、スキルの確認とか怠ったし流木とか割とあった中服を燃やしてしまったしヤバいとわかっていながら「ゾンビの腐肉」を食べたけど!!!!
「ううぅーーーーっ!!!!!!!!」
言葉にならない理不尽に対しての怒りが頭を駆け巡るが俺は今半裸であり見た目は髭の生えた目が死んでいる中年なのだ。だから、ベッドの上で悶えても気持ち悪い絵面になるだけで事態は好転しないことがわかるので俺はいつか絶対運営に目にモノを見せてやると心に誓った。
そうして、うだうだとベッドの上で時間を使っているとアトラ先生が戻ってくる足音が聞こえてきた。