いつだって始まりは疑問から
注意事項
この作品は、様々な作品の影響を強く受けております。
また、作者はもの書きは初めてなので稚拙なところが多いため他の作品を参考に描写をしていきます
パクリにならないように誠心誠意頑張ってこねくり回したジャンルの方向性もよくわかっていない混沌としたものなのでそれでもなお読みたいという方のみお読みください
補足
クトゥルフ神話、ロボトミーなどの世界観が好きな方向けの表現、描写をしていくつもりなので悪しからず
一学期末の学校その中でも最終日のホームルーム
そこは休みに浮かれる生徒を引き締めようと長広舌垂れる教師と御託はいいからさっさと帰りたいと考える学生たちとの無益な戦場であると俺は考えているのだが.....
その戦場の最前線、要は教師の目の前の席に陣取っている俺は今日ばかりは真面目に話を聞こうとする体を取っている。わざわざ話を長引かせるような行動はする必要ないからな。
なんか後ろの同級生たちがいつも以上にざわざわしているがまあ夏休みが近いとなればそんなもんだろう
「まあ、こんなところですね。ああ、そうそう忘れてましたが夏休みの間に髪を染めようものなら女子だろうと関係なく丸刈りにしますので。それじゃあまた二学期で会いましょう。ハイ解散」
ダッ!
その言葉を聞いて、一部の女子たちがビクッと反応したように感じたがまあせいぜい見つからないことを祈っておこう。
ぼんやりとした思考から解散の言葉を聞くと同時に下駄箱へとダッシュしながらそう思う。
割とヤバいことで有名な担任と愉快な仲間たちこと同級生たちの呆れた顔が見えたような気もするがまあいつものことだろう。
自宅への道を最短経路で爆走しながら俺はふと思う
(……今年の夏はどうすごそうかな)
恥ずかしながら去年は心霊スポットの噂があった図書館でほぼすべての本を泊まり込みで読もうとしたのだがさすがにやりすぎたのか不審者扱いされて警備の人にお世話になってしまった。
わざわざ館長さんに前もって交渉して許可は取っていたのだがまさか警備の人にそのことを連絡するのを忘れていたとは。まぁ、おかげで警備員さんとも仲良くなれていつでも泊まれるように許可を取り付けれたから結果オーライだ。
それはそれとして家族にはおこられたのだが。むぅ…。
結局、自宅に帰りつくまで何も思いつかなかったのでとりあえず地球温暖化が今なお叫ばれる炎天下の中を爆走したことで掻いてべたべたになった身体をきれいにするためにシャワーを浴びることにした。
シャワーを浴び終えて、とりあえずニュースでも見ながらアイスをほおばっていると
ピンポーンと甲高い音が鳴り響いた。インターホンに応答してみるとどうやら宅配便らしい。
「なんか俺頼んだっけ?」
とりあえず、この暑さの中運んでくれているのだ。さっさと取りに行かねば。
「はーい。今出まーす。」
ハンコを手にしながら向かってドアを開ける
まあ、送り主は少なくとも着払いを押し付けるようなうちの姉貴のような性格が終わっている人種ではないらしい。いや、どうでもいいことか。
荷物を受け取りとりあえず、リビングに運ぶ。
「送り元はどこだ…?えーっと…あ、あった。何々C.R.A.F.T社――」
とりあえず俺の脳みそはフリーズした。どうにかしてひねり出した言葉は我ながら完璧な発音だったなと現実逃避気味に思う。
「What?」
作中に矛盾が発生する可能性が高いのでよく書き換えたりするかも