ネタをもとめてさんぜんり5
プロトタイプ版のんびりウォークは(変な略し方といえば変だけど、可愛いからいいよね)リンクス以下、ジムさんのお友達に配られた。
ドハマリした人もいれば、気分転換に程々に〜という人もいた。
リンクスはもちろんドハマリした。
そしてアルベルトさんも最初は義務感というか、ダイエットのため!と言っていたけど、今では普通に楽しんでいるみたい。
最近では一緒に散歩することが増えた。
ジンさんも一応試してくれたけど、あんまりハマらなかったみたい。まあ、そこは予想通りって感じだよね。
試してくれた人達の意見を取り入れつつ何度か手直しを加えて、ジムさんも納得のいくクオリティに仕上がり、本日正式に完成となった。
◇◇◇
そして現在ジムさんと一緒にオリバーさんの部屋へと来ています。
「ジムしゃんしゅごい!」
「いやぁ久しぶりに楽しいゲーム作りだったよ」
「ふむ。お疲れ様でしたジム。開発費用は貴方の口座へ入れておきますから、確認を忘れないように」
「はい。ありがとうございます」
「ふむ。それではこのゲームの今後の取り扱いについてですが、ノア君、ジム、2人はどうしたいですか」
「う?」
「あ〜なるほど。一般公開するかどうか。無料にするか、有料にするか、有料の場合その利益をどうするかってことですか」
「ええ。その通りです」
あ〜なるほどね~。こういうインディーズゲームって普通はどんな扱いになるんだろう?
でもどっちにしろ、僕はこのゲームに関する全権利を放棄するつもりだ。
だって僕はアイデアをちょろっと出しただけ。
キャラクターやシナリオなどほぼ全てをジムさん1人で作ったわけだし、そうするのが当然だよね。
どうぞどうぞ、お好きなようになさってくださいな。
別に利権や管理に関する面倒事に関わりたくないというわけではないよ?ないったらない。
「ぼくはなんにもいりゃないでしゅ。ジムしゃんにおまかせしましゅ」
「ええっ!?何を言うのさノア君そんなの駄目だよ!」
「ふむ。やばりノア君はそう言いますか」
「あい」
「ふむ。ではジム、私と貴方で細かく話を詰めていきましょう」
「ええっ!?副所長までそんなこと言うんですか!?」
「ふむ。ジム、このゲームは公開すれば爆発的に広まるでしょう。そうなったら開発者に注目が集まるのは当然でしょう。何処からどんな風に情報が漏れるか分かりませんが、ノア君が目立つのは望ましくありません。ですから貴方一人で表に出なさい」
うんうん。オリバーさんの言う通りですよ!
僕は別に目立ちたいわけじゃないんだから!
報酬とかもいらないです。
というかオリバーさん、さらりとジムさんに押し付けたね。やっぱり僕に甘いね。
一人矢面に立ってもらうジムさん、諸々全て、迷惑料として納めますので気兼ねなく受け取ってくださいな。僕の心の安寧のために!
ノア君は大金とか利権とかに怯える小市民派です
今日も読んでくださる皆様に感謝いたします
ありがとうございます




