なかにわピクニックふつかめ2
ぱくっとな
「おいちー!」
『美味しい!』
かふっと柔らかい皮を歯が破ると、どわっと溢れ出てくるクリームの波!ん〜〜最高!
「ん〜!美味しい!このシュークリーム、美味しい以外に言葉が出ないわー!特にこのカスタードクリーム!最高だわ!」
「美味い!シュークリームもエクレアも、生クリームだけで美味すぎる!」
「このエクレア、2種類のクリーム両方入っていて、チョコレートのコーティングが最高に美味い!」
「この苺のミルフィーユもすっごく美味しい!濃厚なカスタードクリームと苺の甘ずっぱさが堪らないです!」
「ああ!シュークリームもエクレアも苺のミルフィーユも、どれも全て最高に美味しいよ!」
ピィ!ピィ!ピィ!
シュークリーム、エクレア、ミルフィーユ美味しい!と皆が叫ぶ度に、名前を呼ばれたと思った3匹がご機嫌に鳴きながら羽をバタバタと上下させている。可愛い!
美味しいスイーツを食べて満面の笑顔で自分達の名前を呼ばれてると思ったら嬉しいんだろう。可愛い!
カスタードクリームだけのもの、生クリームだけのもの、両方入ったもの、それぞれを食べ比べながらワイワイと盛り上がる皆を見てると僕も嬉しくなる。
自分が作ったものを食べてもらえること、美味しいと言ってもらえること、そして喜んでもらえること。それがどれだけ嬉しいことか。胸がぽかぽかと温かくなる。こういうのを幸せっていうんだろうな。
そんな状況でも鉄壁の食べ過ぎ防止シールドを展開してくるジンさんはさすがとしか言いようがない。ぐぬぅ、せめてあと1つだけでも…やっぱり無理か…とほり
◇◇◇
「はぁ〜今回のスイーツもすっごく美味しかったわ。ノアちゃんってば本当に凄いわね」
「ああ、今回のスイーツも最高に美味かったぞ」
「全くもってだな。脱帽だ」
「ノア君は正真正銘の天才だね」
「ベンジャミンの言う通りだよ!」
「えへへ〜。みんなによろこんでもりゃえてうれしいでしゅ」
「やだー!もうノアちゃんってば本当に可愛いんだから!食べちゃいたいわ!」
皆に褒められ、アルベルトさんからは強烈なハグもいただきちょっぴり中身が出そうになった。ぐえぇ
興奮も収まった皆はベンジャミンさんのコーヒーを飲んでまったりと寛いでいると、ベンジャミンさんがチャーリーさんにこれからの予定を確認をしている。
「おいチャーリー、今夜はどうするんだ」
「ん?今夜は森の方に行くつもりだよ!今夜と明日の1日で十分慣れるはずだ!」
「なら着替えとか外泊する準備は今日のうちにしておけ。出発は明後日の早朝だから、それまでに戻ってこいよ」
「ああ、了解だとも!ふふふふふベイビー達と森で遊べるなんて最高だ!」
「…本当に分かってるのかコイツ…」
こめかみを押さえながらため息をつくベンジャミンさんの様子を見て他の皆はそっと視線を逸らした。うん、お疲れ様ですベンジャミンさん。
というか出発明後日なの!?
スイーツテロぉ…(自爆)
今日も読んでくださる皆様に感謝いたします
ありがとうございます!




