わくわくドキドキはるまつり!5 いらっしゃいませ!からのいしょうチェンジ!
「ベビーカステラひとつ下さい」
キター!記念すべき1人目のお客様!
「あい!チケットおあずかりしましゅ!おまたせしまちた!」
「おお、ありがとう」
「ありがとうごじゃいました!」
「2つ貰えるか」
「あい!」
「ひとつ頼む」
「あい!」
続々とお客さんがやって来た!うおー!いらっしゃいませー!
ジンさんもいらっしゃいませと言いながらベビーカステラを黙々と焼いている。
隣でもたい焼きが飛ぶように売れている。
割り込みする人なんていないし、皆きちんと並んでるけど、どんどんどんどん行列は伸びていってる。
増えていくお客さんの数に圧倒されそうになるけど、必死にさばいていく。
「ありがとーごじゃいましゅ!ちゅぎのおきゃくしゃまどーじょー!」
「頑張ってるネ〜ノア君。隊長も〜」
「フェイしゃん!ナイデルしゃん!いらっしゃいましぇ」
「お前ら2人か」
「今はネ。他の連中もそのうち来ると思うヨ〜」
「隊長、ノア、差し入れだ。あとベビーカステラをふたつ頼む」
「ありがとーナイデルしゃん」
「ああ。頑張れ」
「あい!」
ナイデルさんがくれたのはレモンウォーターだった。
大きな声を出して、いっぱい汗をかいた体に染み渡る。まさに甘露だわ。ぷはー
よーしまだまだ頑張るぞー!
「いらっしゃいましぇー!」
◇◇◇
ほとんど途切れることなく続いたお客さんの波もちょっぴり落ち着いてきた。
「隊長、ノア君、お疲れ様です」
「来たぞーノア!」
「エリックしゃん、キースしゃん、いらっしゃいましぇー」
「ふふ、頑張ってますねノア君」
「ふたつ頼む!」
「あい!ありがとごじゃましゅ!」
「そっちはトラブルはないか」
「ええ。問題ありません」
「ならいい。しっかり楽しめよ」
「はい」
「おう!」
エリックさんとキースさんを見送ったタイミングで、厨房のコックさんに交代を告げられた。
よっしゃー!今度は僕が食べ歩く番だー!
「待て。まずは着替えと休憩だ」
バビュン!と飛び出そうとした僕だったが、ジンさんにがっしりと捕獲された。
そしてそのまま医務室へと連行された。あーれー。
「ノアちゃん、お疲れ様。さ、お着替えしましょ。でもその前に水分補給ね」
汗だくの僕を迎えてくれたのはアルベルトさんだった。
有無を言わせぬ笑顔で渡されたグラスの中身はスポーツドリンクのようだった。染みるわ〜。
全部飲んだのを確認したら、ジャバジャバと顔を洗う。冷たい水ですっきりさっぱり。
顔を拭いたら、汗だくの服をテキパキと脱がされる。そして用意されていた着替えというのが
「ゆたた!」
「あら知ってたの?ノアちゃん」
「なんだゆたたってのは」
「ゆかたね。ドミニクの故郷の服よ。ドミニクにお願いして取り寄せてもらったの」
なんと!ドミニクさんの故郷ですとな!
緑茶のことといい、かなり気になる。
機会があれば色々と話を聞いてみたい。
そんなこと考えてる間にすっかり身支度は整えられていた。
ドミニクさんの言葉遣いは江戸弁を意識してるつもりだが度々失念する←
今日も読んでくださる皆様に感謝します
ありがとうございます




