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さとがえり4

食堂へつくと、忙しく配膳をする女の子とおばあさんがいた。


「遅いよ皆!ってあれクリス兄ちゃん?」


「あらあらクリスもいるの?まあまあ久しぶりねぇ」


「ただいまサラ、アニーばあちゃん。紹介するね、この子はノア君、研究所の子だよ」


「はじめまちてーぼくノアでしゅ。よろちくおねがいしましゅ」


本日何度目かのやり取りだね。


「え~新しい妹だと思ったのに~残念。私サラってゆーの。よろしくね」


「私はアニーよ。本当に可愛らしい子ねぇ」


「サラ、アニーばあちゃん、ノア君は男の子だよ」


「ええ!?うそ!?」


「あらあらまあまあ!」


2人とも驚きすぎじゃない?

サラさんは背の高い女の子でポニーテールを結ってる。

アニーさんは小柄で眼鏡をかけてる。綺麗な白髪のお団子頭だ。

アニーさんもミモザさん達と同じ近所のご隠居なんだって。ちなみにミモザさんとは幼なじみなんだって。

そこにまたもう1人、浅黒い肌に無精ひげのワイルドな男の人が来た。

弛く束ねた髪と後れ毛、そしてシャツの胸元が開いてるなんともセクシーなイケメンだ。

もしかしなくとも、このお方が!


「お師匠様、ただいま、それとおかえりなさい」


「おうクリス。おかえり、ただいま。そっちのちびっこいのは新入りか?」


「ぼくノアでしゅ!はじめまちておししょーしゃま!」


「おお?俺のこと知ってんのか嬢ちゃん」


「お師匠様、この子はノア君、研究所の子です。あと男の子です」


「男?全く見えねぇな。まあいい。さっさと座れ飯が冷めちまう」


はっ!それはいかん!てゆーか皆もう席についてる!

慌てて僕も座る。お師匠様も僕の隣に座った。


「それでは皆さんいただきましょう」


『いただきます!』


テーブルには大皿じゃなくて、1人1枚ずつお皿が並べられている。

やや大きな平皿にお肉とマッシュポテト、茹でた野菜が盛り付けられてる。そして料理を彩るのは赤みがかった紫のソース。

フォークを入れるのを躊躇ってしまうほど美しい盛付だ。

ソースをこぼさないように慎重に、フォークでお肉を刺して口へ運ぶ。

その瞬間、口の中いっぱいに甘い肉汁とフルーツの爽やかな酸味が広がった。


「おいちい!」

『美味しい!』


「ほほ!これは美味しい!さすがグレゴリーですね」


「また腕を上げたんじゃないかいグレゴリー」


「心臓が止まりそうなほど美味いな!」


「おいおいタイタン、言いたいことは分かるがそりゃ褒めてんのか?」


「あらあらまあまあ!本当にとっても美味しいわ!特にこのソース!」


『美味しー!』


うんうん美味しい!このフルーツソース、めちゃくちゃお肉に合う!美味しすぎる!

そしてお肉の油とソースの染み込んだマッシュポテトがうまー!


ワイワイガヤガヤきゃっきゃっうふふと賑やかにお喋りしながら美味しい料理を堪能した。


◇◇◇


美味しいご飯をお腹いっぱい食べて、今は食後のお茶をいただいてる。

さっきの料理とはうってかわって、数種類のベリーが雑に山盛りのせたお皿が並んでる。

どのベリーも味が濃くてジューシーで、めちゃくちゃ美味しい!うまうま


「お師匠様、さっきのソース、このベリーを使ったんですか?」


「おお、年中実をつけるベリーの苗を見つけてな。裏の畑拡げて植えといたから好きなだけ食っていいぞ」


「苗の世話したのも、畑拡げたのも、植え替えしたのも僕とネイトだけどねー」


「細かいこと言うなトーリー。おかげで美味いもんが食えるんだから悪くねえだろ」


ベリーを1粒つまんでぽいっと口に投げてカラカラと笑うお師匠様。

なんとも色気のある人だと思ったけど、笑顔はなんだか悪戯っ子みたいでチャーミングだ。さぞかしおモテになるだろう。


「で、そっちのちびっこは何なんだ?」


「はじめまちてーぼくノアでしゅ。イワンしゃんとクリスしゃんにおしぇわになってましゅ」


口いっぱいに頬張ってるベリーをゴックンと飲み込んで、改めて自己紹介をする。

さてさて何を聞こうかな、どんなお話をしようかな。


保護者の皆さんは何処で何してるんでしょうね←(何も考えてない)


料理人といえば女誑しでセクシーな男性がいいと存じます(ただし2次元に限る)


今日も読んでくださる皆様に感謝します

ありがとうございます

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