表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

124/551

スイーツかくめい☆ごきげんとりのやきメレンゲ

皆様こんにちわ。食べ過ぎによる腹痛と紫色の激苦粉薬にトドメをさされた精神的ダメージからようやく立ち直ったノア君です。

いや本当に、さすがアルベルトさんのお薬。

薬効は勿論、お仕置きとしての効果も十二分にありました。あの薬はもう2度と飲みたくない。ぷるぷる

それはさておき。


「ノア、その牛乳何杯目だ」


「ノアちゃん、そのプリンアタシと半分こにしましょ」


「す、すまんノア、今日のデザートはこれだけだ」


等々。以前よりも食事面においての監視の目が厳しくなっている。

まあ、それについては自業自得なんだから甘んじて受け入れよう。

自分の非をきちんと認めるのは大人として当然ですからね。キリッ

しかし下がってしまった信頼度は回復させなければならない。

僕の食い意地故に下がってしまった信頼は、皆の食い意地を利用して回復させるのだ!

違うよ、ご機嫌とりじゃないよ。違うったら。

さてさて、どんなスイーツがいいかな。

経緯を考えたらお腹に優しい物を作るべきだよね。

となるとバターや生クリームなんかの乳製品は使わない方がいいな。

小麦粉と卵だけで作れるスイーツ…うーむ…小麦粉と卵…卵…あ、あれにしよう!丁度ハンドミキサーも作ってもらったことだし。うん、あれしか考えられないね。

というわけで、本日のメニューは焼きメレンゲです!


◇◇◇


本日はイワンさんと2人での作業になります。

だってジンさんとアルベルトさんのご機嫌とりのために作るから。おっと本音が出ちゃった。

焼きメレンゲとはその名前の通り、メレンゲを焼くだけのシンプルなスイーツ。

サクッとしてカシュッとしてしゅわわ~な食感が楽しめるスイーツだ。

冷蔵庫から出した冷たい卵白を使うのがポイントです。それと砂糖をたっぷりいれること。

しっかり泡立ててツンと角がたてばメレンゲの完成。

絞り袋に詰めたら準備完了。

少し前に、絞りだしクッキーのために絞り袋と口金を作ってもらったんだよね。

まぁこれはいずれ作るデコレーションケーキのためでもあるんだけど。むふふ。

せっかくなので丸口金と星口金の2種類を使おう。

丸口金を使えば、もゆんとした丸いメレンゲができる。つんと立った頭がスライムみたいで可愛い。

星口金を使えばシュッとしたラインが美しいスタイリッシュな形に仕上がる。

全部絞ったら低温でじっくり焼く。

焼くというより乾燥させるっていうほうがしっくりくるかも。

とにかくしっかりと水分を抜くことで、あの食感が生まれるのです。

じっくりと、且つ、焦げないように慎重に慎重に。


「これまたシンプルだな。しかしノア、この残った卵黄はどうするんだ?」


「う?」


…いや、忘れてたわけじゃないですよ?焼きメレンゲが食べたかっただけとか、ケシテソンナコトハナイデスヨ?


「…ノア?」


「えっと、えっと…」


いかん、イワンさんの視線が生温くなってきてる。

キョドキョドと目を泳がせると、テーブルの上にあるレモンに気づいた。こ、これだ!


「レモンカードちゅくりましゅ!」


お腹に優しいというお題目を蹴り飛ばすスイーツが出てきました。

なぜなら自分が食べたいからです←


本日もお越しいただきありがとうございます


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ