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一話 絶望

ここはどこだろう。

真っ黒だけど、何かある。

音が聞こえる。

でも何の音かは分からない。

感覚はある…手を何かに握られている感じ。

でもそこを見ても真っ黒で分からない。

音が大きくなった。

握られる力が増してる。




あ、そっか。

私…事故ったんだっけ?

いや、たしか……車同士の事故がおきてその勢いで巻き込まれたはず。



多分、家族か医者が話しかけてきているんだろうけど何言ってるのか分からない。

目も見えないから書かれても分からない。

───ただ誰かが触れているのが分かるだけ。

いや、まだ触れられているのが分かるだけ気が狂わなくて済むのかもしれない。

そう思うことで寂しさを紛らわそうとしたのかもしれない。



✣✣✣✣✣✣


今日はずっと寝ていた。

何も食べてないけど、見えないし聞こえないから食べられないから、点滴で栄養摂取の状態なのかもしれない。

突然脱がされた時は驚いたけど、体を拭いてもらっただけだった。

自分で体動かしてみてわかったけれど、足がほとんど動かなかった。


✣✣✣✣✣✣


今日も寝ているだけだった。


✣✣✣✣✣✣


今日は……え?

何も聞こえない。

感触はあるけれど、怖い。

五感のうち2つ失うだけでこんなにも怖い。

もし…感覚が無くなったなら?

私は生きたいと思えるのか。

そう考えていると目が熱くなってきた。

泣いてるのかな…それすら分からないや。




誰 か 助 け て よ


書いてて自分が病みそうになりました…

感情移入タイプにはきついですね…

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