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花恋 ~かれん~  作者: 桜つぼみ
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人生で一番大きな恋

20代前半の恋を人生で一番の恋だと信じて

私は名前は花恋、花のような恋とかいてカレン


でも今まで付き合った人数は片手で数えきれる位だけど一つ一つが花のような恋だった

友達には恋に落ちやすいとも言われる


でも恋愛中、よそ見する気はなかった

責任感の強い私

正義感も強い

だから浮気なんて…

許せない・・・


異性の連絡先はスマホに無いの


それは今の彼から

お互いがそうしているから平等だよね。


思い返せば、付き合って1年が過ぎた頃、彼が浮ついた事件がありました。

彼は罪滅ぼしの如く異性の連絡先をすべて消すと言い出し自分で消した。私のも心配だからとなぜか全て消された。

そして欲しいものを聞かれてブランドバッグを買って貰って許したあの日。20歳の彼と21歳の私。

会えばラブラブで花ざかりの二人。もちろん携帯にロックもしない仲。


新しく異性の連絡先をゲットすることも出来ないのでお互いに浮気しようがない。

お互い納得しているから気にならない



はじまりは遠距離恋愛

2時間半の距離で離れている青春時代


毎日電話をしては

週末にはお互いに行き来をして

毎週末会うのが楽しみだった


会社の受付をしていた私は


女同士の職場で華やか、かつ細かく厳しいお仕事。

今思えば、裏方の仕事も多くて花嫁修業にもなった。


上下関係も少し大変で気疲れと体力を奪う

週末、彼に会えるのが楽しみで仕事を頑張っていたと言っても過言ではない


金曜の都会のオフィス街から飛び出し、彼の居る海辺のアパートへ行くのが本当に幸せで

どれだけ夜遅くて疲れていても

電車の中ではパラダイスへ行く気分だった。


田舎の雰囲気を味わえるのもまた癒された


彼が好きだったのか

この空間が好きだったのか…


彼はまだ大学生で一つ下

少し子どもぽくて、学生生活を謳歌している姿が

羨ましく、私も一緒に居て若返った気分だった


彼は私の事を大学の仲間にすぐ紹介してくれたのだ。

大手会社の受付をしていると自慢していた

私は大手会社受付勤務だったから好きだったのかと少し疑ったけど…


大学の部活の大会、全国大会などにも一緒について行って応援をした


おかげで北海道まで試合を観に行き旅行気分を味わえた。

終わったあとの2日間は私との時間で旅行を満喫できた。とてもいい思い出。


彼と居ると安心した

私より大きくてなんだか頼りになりそうで

ちゃんと自分を持っていて

意地悪するけど、心の中は優しい

言葉遣いも、怖くない


今まで出会った男性は、皆優しすぎて良い人でお姫様のように扱ってくれて


意地悪されたりしたことも無かった


私ってMなのかな。彼のような刺激のある時間を求めてしまったのだ・・・


私が決めた。

これが不幸か幸いか


こんなドラマのような人生を送ることになるとは…




家族よりも大切な人とこれからの人生を過ごすと決めた

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