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輪廻神昇  作者: 青花
5/5

神を司る者は未知なると拒まれる

ある朝、僕は窓から視線を感じた

それは珍しい物を見るように、肌の細胞一欠片ずつ舐める様に...

僕はもうやめたい

この世界で生きることも、戦うことも

そうよ、なんで私が戦うのよ

あれ?、私?なんで俺私なんて言ったんだ?

意識は常に朦朧としながら、毎日くるあの女の為に体を隅々まで見られた。

もう、僕は、俺は、私は、ここに居場所は無いのかも知れない、どこか遠くに、行きたいな。

誰も居ない、僕を拒まない

安全な場所

ああ、そう言えば、空に大きな船が飛んだらしいな

惑星くらいあるらしい、そこに行けたら、僕の居場所はあるのかな

胸の辺りが侵食されていくのが自分でもわかる

このままでは俺は正気を失い、政府にモルモットにされるのは目に見えている

もう、逃げ出したいな...

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