表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

#1 転移

無いに等しい語彙力で書き上げる異世界冒険譚。

中二要素満載で送ります。

(いんゆめ要素も少しあります。)

─暇だ。

暇だ。暇だ。暇だ。

暇暇暇暇暇(ry

ある晴れた夏の日、俺、田宮晴人(18)は暇を持て余していた。

部屋の中には何も無い。いつもの勉強机、いつものベッド、いつもの窓。

今流行りのゲーム機だとかは一切無い。

今手元にある物は半年前から愛用しているスマホだけ。

こんなものでどうやって暇を潰せと?

ソシャゲは課金した者勝ち、戦略ゲーは頭のいい者勝ち。

決して裕福とは言えない家庭、頭が良いとは言い難い頭脳、ヒキコモリ生活で培われた体力の無さ。

何も取り柄が無い俺は、何をやっても上手く行かなくて、暇を持て余していた。

その時、家族以外登録していないケータイから、着信音が鳴り響いた。

「・・・誰?」

知らない番号からだった。怪しいと思いつつ、電話に出てみる。

「もしもし?」

「あなた、今、暇ですk─」

ブツン。

切った。即切った。

怪しすぎる。どう考えても。突然電話してきて「暇ですか?」だと?どこからどう見ても怪しい。

こういうイタズラ電話は、無視するのが1番─・・・。

またかかって来たよ・・・鬱陶しい・・・

イタズラ電話を注意しようと、電話に出る。

「もしもし?」

「なんで切るんですか」

可愛らしい女の子の声が聞こえた。

「いや、どう考えても怪しいでしょ。なんですか、突然「暇ですか?」なんて。今どきの呪いの電話でももうちょい凝ってますよ。」

「呪いの電話とはなんですか!私はあなたを救おうとしたんですよ!」

う、胡散くせぇ・・・なんだよ救うって。

「救うって何からですか?」

「暇からです。」

わけわかんねぇ!何言ってるのこの人!?

「どうやってですか?」

「天界の力で」

「は?」

「天界の力で。」

「は?」

「天界の力で!」

あほくさ。やめたらこの電話ホンマ。

そんなフレーズが頭に浮かぶ。

しかし、この中二病女の口車に乗ってみよう。後で思いっきりからかってやる。

「あwwwwwじゃあ救ってくださいwwwwwオナシャスwwwww」

どうせできるわけない。と思いつつ返事を待っていると、

「手続きが完了しました。3秒後に転生が始まります。」

へぇw3秒後に転生ねwやれるもんならやってみろって話ですわ。

と、思うと同時。

体を強烈な浮遊感が襲った。

「え─」

そして俺は、意識を失った。



いかがでしたでしょうか。

語彙力の無さが滲み出て、中二病クライマックス的な導入でしたが、楽しんでいただけたら幸いです。

次は近日中に載せます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ