表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゲーム。  作者: 華月麗
2/2

ルール説明。

「ん……あれココどこ?」

起き上がって辺りを見回す。

おかしいな。さっきまで教室にいたはずなのに……。

一面真っ白なその場所には、窓はなく照明だけがついていた。ふと、地面に視線を落としてみた。すると同じ学年の生徒たちが床に転がっていた。

「え…なにこれ。」

その生徒たち一人ひとりが武装していて、誰一人と先程まで着ていたはずの制服を着ていない。

もしかして。と思い自分の服に視線をずらすと、やはり自分も武装をしていた。

しかも、床に転がっている生徒たちは短剣しか持っていないのに、華奈はなぜか機関銃とカマを持っている。

 何これ。ホント謎。

そんなことを考えているうちに生徒たちが目を覚まし始めた。

一人の男子が華奈の姿を見つけ

「あ!○○を好きな人だ!」

と叫んだ。その声のせいなのかは不明だが、全ての生徒が目を覚ました。

そして互いの姿を見合わせて笑うなどうるさくなっていった。

そんな時、大きなスクリーンが下りてきた。

みんなの視線が一斉に集まる。

映し出されたのは仮面をかぶった男だった。その男はゆっくりと口を開いた。

「皆さまこんにちは。わたくしはキルと申します。今からとあるゲームを皆様にしていただきます。それは殺し合いです。」

淡々とした口調で言った。そして

「ルールは簡単です。ただ、殺しあえばいいのです。最後の一人になるまで続きます。あなた方に拒否権はございませんので。ご了承願います。」

と続けた。

「さぁ。あと10秒後スタートいたします。」

そう言って、画面は男からカウントダウンに変わった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ