表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/95

なんと、新田氏でした。

爺が無言で正座をして手を下へ向けた、座れということなのだろう、いつも陽気な爺の雰囲気ではない、真面目な話になるのだろう。

俺も爺の正面に正座をする。


「若様、隠していたわけではございません、貴方様の父上は館に居を構えている、新田様にございます。」


ん?


なんて言った?


新田?源氏の?


もしかして?あの鎌倉幕府を滅ぼした新田氏?


まさか俺、新田義貞?


キター!やったねε=ε=(ノ≧∇≦)ノ


足利尊氏が室町幕府を開く裏でやられ役として名高い新田義貞だけど途中までは源氏の本流!総大将だったんだよねー

西日本の勢力を集めて戻ってきた尊氏にやられちゃったけど、ちょっと気をつければ、征夷大将軍一直線間違いなし!!!

後醍醐天皇とかの付き合い方を気をつけて、早期に楠木正成を味方に引き込めば、簡単じゃん!

いけるよ!いけるぜ!


「あのー若様?、聞いておられますか?」


「ああ!爺、聞いているぞ、まさか新田氏だったとはな、私は嫡男なのか?」


確か、義貞は長男だったはず。


「嫡男でございますよ、新田行政様の」


義貞の父親はそんな名前だったのかな、まあよくしらないけど俺が義貞である可能性はあるよね。


「そうか、私は、新田氏だったのかー、源氏の本流の」


「若様?それは“にった”様では、貴方様の父上は“にいだ”様にございます。」


新田ちがいでした(´`:)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ