表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

天使の梯子

作者: 河原 由虎


 雲間から 伸びる光の スジがある



 それは、天使の梯子と呼ばれるらしい。


 私はそれを知る前から『エンジェルロード』と勝手に呼んで、清らかな魂が天に迎えられる為の道、と夢想していた。


 昨今の状況から、それを見るととても複雑な感情が入り混じるようになった……



 天気が良い日の明るい空は、心を穏やかにしてくれる。




 青い空 広がる雲も 美しく 

 心に平穏 与えてくれる


 けれどその平穏の向こうにて


 どれだけの 人や思いが


 交差して


 すれ違い


 引き裂かれ


 どれだけの生命が天に召されているのか




 天使の梯子を見るのも好きで、よく写真にも収めていたが、今ではそれが見えると、胸が苦しく感じる。


 これからを生きたはずの人達や、動物達の魂が


 またあれだけ沢山天に昇って行くのか、と。




 無事静かで穏やかな天国で過ごせるように、切に願う。



 そして常に自分に何が出来るのかを考えていこう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] チンダル現象 私は天国への道ってよんでその先には神様が~って思ってます いま 書いている連載の重要モチーフの一つにしています 見ると得した気分になりますよね
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ