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PSIについて

① PSI登録


 キョンシーがPSIを発現した場合、PSI情報センターという第三者機関へ連絡します。

 PSI情報センターから計測員が派遣され、キョンシーのシリアルナンバー、PSIの分類、出力、操作性、特記事項を登録します。

 登録されたPSIの出力と操作性については誰でも自由に閲覧できますが、詳細については権限が必要です。

 PSI情報センターへの未登録のキョンシーのPSI使用は基本的に禁止されています。


② PSI区分


 現在世界に登録されているPSIは以下の4つに大別されています。


 テレキネシス

 パイロキネシス

 エアロキネシス

 エレクトロキネシス


 最も発現数が多いのがテレキネシスであり、全てのPSIはこれの一種だとされています。


 後のパイロキネシス、エアロキネシス、エレクトロキネシスは三大PSIと呼ばれており、発現数はテレキネシスの30%程度です。


 PSIの具体名は上記4つに加えて、キョンシーが何を操作できるのかで決まります。


③ テレキネシス


 質点に対しての力として現れるPSIが入る区分です。

 発現数の多さとあらゆる物理現象へ干渉できる特徴から汎用性に最も長けているPSIとされています。

 キョンシーごとに操作できる事象物体が異なり、それによって以下の様な小分類がされます。


 テレキネシス……特定の形をした力場を発生させる。

 サイコキネシス……特定の物体に作用する。

 ハイドロキネシス……特定の液体に作用する。

 サーマルキネシス(ハーモキネシス)……特定の物質の振動に作用する。


 代表キョンシー

 シロガネ(テレキネシス)

 ガリレオ(サイコキネシス)

 フレデリカ(サイコキネシス)

 イルカ(ハイドロキネシス)

 ヨダカ(サーマルキネシス)

 アカズキン(ハーモキネシス)


④ エアロキネシス


 気圧または気体に作用するPSIが区分されます。

 三大PSIの中では最もテレキネシス、特にハイドロキネシスに近い能力であるとされています。

 PSIの中では最も広範囲に有効射程を持つ傾向があります。

 また、密室での使用が禁止されている事例が多いです。過去に密室でのエアロキネシス発動で室内の人間とキョンシーが中から爆発した事例がありました。

 出力は低く、操作性が高くなる傾向があります。

 現状、小分類は無く、発現したPSI全てがエアロキネシスに分類されます。


 代表キョンシー

 アネモイ

 コチョウ


⑤ パイロキネシス


 熱に対して作用し、結果として燃焼が起きるPSIが区分されます。

 サーマルキネシスから派生したPSIであるとされています。

 PSIの中では最も殺傷力が高くなる傾向を持ちます。

 その殺傷能力の高さから、パイロキネシスを発現したキョンシーの多くは戦闘用キョンシーに調整されます。

 出力が高く、操作性が低くなる傾向があります。

 エアロキネシスと同様、小分類は無く、発現したPSI全てがパイロキネシスに分類されます。


 代表キョンシー

 ホムラ


⑥ エレクトロキネシス


 電子、電場、磁場に作用するPSIが区分されます。

 テレキネシスとサイコキネシスから派生したPSIとされています。

 PSIの中では最もキョンシーごとの個体差が反映される傾向にあります。

 他のPSIと比べ未知の領域が多い事から、多くの機関で人類社会への応用のため研究がされています。

 エレクトロキネシスを発現したキョンシーは他のPSIを発現したキョンシーと比べて耐久寿命が短くなる傾向にあります。

 出力、操作性共に傾向は見られず、以下の様な小分類がされています。


 エレクトロキネシス……電場を発生、制御する。

 マグネトロキネシス……磁場を発生、制御する。

 テレパシー……脳内電流に作用する。

 サイコメトリー……電磁波の情報を読み取る。

 クレアボラス……電磁波の情報を読み取る。


 代表キョンシー

 霊幻 (エレクトロキネシス)

 京香 (マグネトロキネシス)

 クロガネ(マグネトロキネシス)

 ココミ(テレパシー)

 ワトソン(サイコメトリー)

 トオル(クレアボラス)

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