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見せかけだけで中身のない男!

作者: 七瀬



私をやたらと口説いてくるこの男は、結構イケメンで身長も高いし!

服装もオシャレで、爽やかなイメージの男性だ、、、!


私はちょっと、この男性に心惹かれはじめていたころ、、、。

意外な彼の一面を見て、ガッカリしていた...。


私が、変な男に絡まれている時に、、、。

いつもなら、軽々しく私に話しかけてくるくせに、、、!

こんな時に、この男はビビッて私に話しかけてこない、、、!



私の名前は 『水沢 さな』21歳女子大学生。

女友達とおしゃれなカフェでお茶してたら、、、?

この男! 【こうせい】と言う男性が私たちに声をかけて来た事からはじまる!


『ねえねえ? 君たちお茶してるんでしょ? ボクもいいかな、、、?』

『えぇ!? どうする?』

『あたしはいいよ~』

『ユア! ちょっと軽すぎない、、、!?』

『あすかは、硬すぎるんだよ~別にいいじゃん! ねえ? さな!』

『私は2人がいいならいいよ~!』

『じゃ~決まりだね! 別に2人ともいいって! ここに座りなよ~!』

『ありがとう~!』



でも気が付けば、、、?

他の2人はいないのに、こうせいは私にだけ会いに来るようになった、、、!


学校が終わると私は、あのカフェで働いていたからだ、、、!


『やあ~! さなちゃん、元気かい? さなちゃんに会いに来たよ~!』

『・・・あぁ、いらっしゃい! こうせいクン! ゆっくりしていってねぇ~!』

『それとそれと、、、? 今日は何時にここ終わるの、、、?』

『・・・えぇ!? 分かんないよ~忙しかったら残らないといけないし!』

『じゃさじゃさ! 後で連絡くれない? ボクと一緒にご飯でも食べに行こうよ~』

『・・・ごめん! 私、用事があるから、、、。』

『そうなんだ~残念だね! じゃまた明日来るよ~!』

『・・・ううん。』



毎日のように、こうせいは私に会いに来るようになって、、、!

私も、こうせいの事が少し好きになりはじめていたのに、、、!


【この男ったら、、、!?】


私がお店で男性のお客さんに絡まれているのに、、、!

見て見ぬふりして、助けてもくれなかった、、、!?


【なんて男なの!】





次の日、私はこうせいに聞いた、、、!


『なんで? 昨日私を助けてくれなかったのよ! 近くで見てたんでしょ!!!』

『・・・・・・あぁ、ううん、昨日はほら? ボクもお客さんだし! もし喧嘩に

なったら、、、? お店に迷惑がかかると思ったからだよ!』

『・・・・・・うーん? まあ、そうかもしれないね!』




...でも1度ある事は2.3度とあること!


私のバイトが終わった後に初めて、こうせいと二人でご飯を食べに行く事に

なった時、、、。



私とこうせいが、楽しい話で盛り上がって一緒に歩いていたら、、、?

如何にもイカツイ怖そうな男性2人組が前から歩いてきて、、、。


そしたら、、、?

こうせいが私を置いて、ビビって走って逃げてしまった、、、!?


見た目は、ガタイもいいし! 背も高いし! 頼りがいのある人に

見えていたのだけど、、、?


実際は見た目と違って、、、ビビりで特に怖そうな男が近寄って来た

だけでか弱い私を置いてビビって逃げてしまうような男だった、、、!


そのくせ! 言い訳ばかりするところが大嫌い!!!

言ってる事とやってる事が違いすぎる!!!



それによく私にこうせは、こう言っていた、、、!


『何かあったら、ボクがさなちゃんを守るからね!』

『ボクはさなちゃんに何かあったら? 真っ先に助けるから、、、!』

『どんな事があってもボクたちは一緒だからね!』





全部嘘ばっかりだった、、、!

私を置いて、逃げてしまうような男だし、、、!


『見せかけだけで中身のない男なんか! 私は大嫌い!!!』






最後までお読みいただきありがとうございます。

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