プロローグ〜一章
…なろう登録して2、3日しかたってなくてルールとかいまいち分かりきってないけどごめんね!
内容は無いようだけどごめんね!ただの趣味の道楽だもん!
ダジャレ言ってごめんね!許して!
続けれたら続けるけど誤字とか脱字とかそもそも下手だったりしたら容赦なく言ってね!て言うか言ってくださいおねがいします
プロローグ.マッハ・テンプレイト
『痛ましい事故が起きました』
『本日未明、愛知県名古屋市の交差点で大型トラックと17歳の男子高校生が衝突する事故がありました』
『男子高校生の消息は不明ですが、警視庁によると事故当時トラックの速度は時速100㎞を越しており、衝突の衝撃で体が飛散した可能性が高いとされていますが、トラックからは体液が発見されておらず、消息は不明とのことです。』
『続いてのニュースは……』
1.イセカイ・ファアストコンタクト
「…………えっ。」
重い瞼を開けた彼の視界は真っ青だった。
いや、違う。
「……空だ。」
寝転がっていただけだった。
「…………。」
ムクリと起き上がって辺りを見回してみると、辺りは小高い丘と名も知らぬ木々に囲まれた平原。
遠くには鋭く切り立った山脈もうっすらと見えている。
「…………?」
突然の状況の変化を飲み込み切れなかったのか、彼は暫くの間事切れた様にボーーッとしていた。
「………………………。」
が、少しして。
《ポンピロポンポンポンピロピロピロピロポンピロポンポンポンピロピロピロピロ♪》
「…うおっ」
聞き慣れた着メロが鳴り響き、彼はすぐさま我に帰ると現代人の性か、反射的に制服の胸ポケットからスマートフォンを取り出し、瞬時に通知を確認した。どうやら電話が来ているようだ。
通知ボタンを押し、スピーカーを耳に当てる。
「………もしもし?」
「あーーーーーーああーーーーマイクテスマイクテスーーー!」
「……は?」
「アーーーーーーもしもしもしもし?誰かいる?オーーーーーーイ!!!」
かなりうるさいが、女性の声だ。
「………誰だ?」
「あーーーーーー聞こえた?
わーターシーわーねー!m…
《おーいそんな声デカくしなくても聞こえてるぞー》」
…男性の声もする。
「えっ…ほんと?」
「……だから誰だよ。」
「っあ、うんはいはいはい了解。えっとその前に…」
「君…日野夏樹君…だよね?」
「…そうだけど?」
「歳は?」
「……17。」
「家族構成は?」
「………両親と俺だけ。」
「ご両親元気?」
「……………2人とも海外出張。」
「友達は?」
「………………たくさn」
「一番の親友の名前は?」
「…………………大親友安村タカシk」
「いない…と」
「………………………。」
「ところで君コミュ障?なんか会話に間多いよ。」
「…………………………ほっとけ。」
相手のペースに飲み込まれつつも、日野も質問を返す。
「…て言うかそもそもお前らは誰でここは何処だ?てかだいいt」
「あーーーーーごめんその辺は後で。」
「…え」
いや流すなよ。日野の内心のツッコミも届かず、彼女の尋問は続く。
「んーーと次は《まあ待った待った待った落ち着いて》」
…と思われた。
「何よいきなり」
《彼が状況呑み込めて無いし、第一キミも焦り過ぎだよ》
先ほど聞こえた男の声が彼女の矢継ぎ早の質問を遮る。
「あ、そう?じゃあんた代わりに説明してあげてよ。面倒臭いし」
《理由それかい…まいいや。もしもし日野君?聞こえてる?》
どうやら男の方へ話し手が代わったようだ。
「…ああ。」
《紹介遅れて済まなかったね。
ボクはキミのナビゲーターを務める"かも"しれない男『スーベルト・マホネ』…まあ気軽に『スーさん』で構わないよ。》
「………ああ。」
何のナビゲーターかは知らないが、きちんと名乗ってるだけマシだろうか。
《そしてさっきの小うるさいのが"異世界を統べる大いなる神柱の三番目"女神アデフトだ。》
「……ああ………あ?」
は?…何てったこいつ?
現代人特有の無関心気味な性格の日野も余りの突拍子のなさに動揺する。
「……ふざけてんのか?」
《いいや全然。》
「…そうだとしてなんで俺g」
《聞かれたからには一気に答えよう!》
《キミの今いる場所はいわゆる異世界!そしてさっきのは異世界の女神様で、そしてキミには…》
「……。」
《この異世界を救ってもらう!!》
「………………………………」
「まそーゆー事だからよろしくね〜」
「………………………………え」
「えええええええええ!?ええ?!は!?え!?イセカイ!??」
《頑張れ〜》
「頑張れ〜」
「ええええええええっっっっっ!???!!!!??」
この手のお決まりを直に体験した日野は、電話越しで人生最大レベルの声量を発しながら慌てふためくのであった。
トラックの追突に巻き込まれた無口な主人公、日野夏樹が辿り着いたのは何と剣とか魔法とかモンスターのベッタベタなザ・異世界!
急な発展を遂げた誰もが羨む理想世界に見えた異世界にも世界を滅ぼしかねない様々な影が潜んでいた…
そんな中日野は現代科学叡智の結晶スマートフォンと様々なマシンガジェット、そしてやかましいナビゲーターと共にファンタジーな世界を巡る!
果たして彼らは世界の救世主となれるのか!
超弩級!超絶怒涛のありきたりファンタジー冒険譚!の幕開け!やったね!
大風呂敷広げみたけどできなかったらごめんね!許して!ほんと!ごめん!