プロローグ~マルペディアより~
Another Story ~終戦~ の方はしばらく放置してしまっていますが必ず再開させますので今後ともよろしくお願いします。
本作品は8年ほど前から構想を練っていた架空の国家『マレトニア連合王国』を舞台にしたシリーズ物の第1作目となる予定です。
ちなみに今作の主人公『ハリエット・フォン・ウエスティング・ルール』のモデルは某空の魔王様です。
2017年8月2日 『黄金剣柏葉付騎士ダイヤモンドクラウン章』を『黄金剣桜葉付騎士ダイヤモンドクラウン章』に変更しました
ハリエット・フォン・ウエスティング・ルール元帥(最終階級)
2606年から同10年までで戦車1291両(確実)、車両2500両以上、火砲230門、機関車82両、装甲列車2編成、列車砲11門、戦艦1隻(旧式)、巡洋艦(旧式)1隻、駆逐艦4隻、潜水艦1隻、舟艇等250隻以上を破壊、さらには戦闘機6機に爆撃機12機、その他10機以上を撃墜しているエースパイロットである。
しかし、恐ろしいのは余りに休みをとらない彼女に出撃禁止命令が出た時に戦場に破壊者不明の敵戦車が多数転がっていた事から無断出撃が判明したり、負傷し入院中の筈なのにコッソリ出撃したり、自分の戦果を部下に譲ったりと正確な戦果が不明な事である。
在る研究では戦車だけでも2000両以上を撃破したのではないかとの結果が出ている。
2586年、国境に程近い東部ローズルス州ローズルスポリスでアルフレッド・フォン・ルール男爵とその妻エルメリア・フォン・ウエスティングの間にルール男爵家の長女として生まれた。
中学卒業後王立軍学校に入学、陸軍航空科操縦者課程に進み、2605年同科首席で卒業。
同年王立陸軍東部航空団に配属、ここでまだ試作段階であったA-20に出会い地上攻撃機のパイロットを志す。
翌年12月より量産機に乗り才覚を現した。
大戦が始まると侵攻する帝国軍部隊に反復出撃し大損害を与え味方の撤退に大いに貢献した。
当時の乗機はD-4Dで、この時1日で戦車だけでも10両以上を撃破している。この活躍により自身最初の勲章勲一等金盾章を受ける。
2609年、戦車撃破数1000両突破を讃え黄金剣桜葉付騎士ダイヤモンドクラウン章を国王より直接授与される栄誉を受け子爵位を賜った。この時彼女のたっての希望により相棒にも勲三等銀冠章と勲一等金盾章が国王より直接授与された。
2610年の終戦直後に、相棒でもあった春日涼と結婚、後に二男四女をもうける。
戦後、将官となり新たに創設された王立空軍に移動、パイロット育成と対地攻撃機の開発に積極的に関与し対地攻撃において世界最強の空軍を育て上げた。
2619年には33才で史上5番目の若さで元帥に昇進する。因みに上位4人は何れも大戦中に戦時特例での昇進である。
2640年には空軍総司令官に就任。軍政系統の統合計画『統合国防省構想』を推進、空軍内を取りまとめ実現させる。
2651年、65才で予備役となり引退、故郷にて隠遁生活を始める。
しかし翌年にはパイロット養成学校を設立して成功した。
2690年、104才でこの世を去った。
彼女の長女は空軍パイロットとなり、後にマレトニア初の女性宇宙飛行士に選ばれ宇宙に行った。
次男はマレトニア議会の議員となり統合国防省の大臣を務めた。
三女は爵位と学校を継ぎ、次女は大手航空機メーカーに、四女と長男は民間航空会社に就職しパイロットとなった。
現在ローズルス州ローズルスポリスの中心街には彼女の功績を讃える銅像が建っている。
そしてあまりのキャラの強烈さから多くの創作物に登場している。
使用機体
T-9
D-4D
D-4E
A-20
AB-19
A-29
AF-37
A-29G
ほか
~マルペディア『ハリエット・フォン・ウエスティング・ルール』より抜粋~
なんかモデルの人を超越してしまってますがそれは国家の規模が桁違いなのと開戦当初から地上攻撃機のパイロットだったからです。