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HATO!!  作者: みなつ
8/10

第8羽

「こうなったら、戦うぞー!!」


なんでそうなるんでしょ?

まぁ、僕もそのつもりですけど・・・・ふふふ・・・


「僕に良い考えがありまっす!!」


今日の僕は本気モードですよぉ・・・・うぉぉ大ぉ!!


「なんや?」


ビールさんもやる気ですねぇ・・・


「網の中に入るんですよ!」


僕の1言で、みんなは困惑しているよう・・・

当たり前かな?


「そないなこと出きるんか!?」


なッさけない声を出してるのは、なッさけないコーラ君です。

なッさけない


「なッさけない」

「めっちゃ傷つくから止めて!!」

「やだ♪」

「おい!!」


こんな時でもイジるのは楽しいものです♪


「まぁ、こんな奴はどーでもいいとして・・・・」

「ヒドイやん!!ビール」

「つっこまんでええねん!!うっとぉしいな」

「・・・・」


あぁ〜あ♪

リアルに落ち込んじゃった♪

楽しい


「で、どんな作戦なんや?」


ビールさん食いついてきますねぇ・・・♪


「それはですね・・・・さっき見た時、若干空いてる所があったんですよ。僕ぐらいの大きさなら入れそうなぐらい」

「そこから入るつもりか?」

「はい」


ご名答♪


「まさか、女を入れるわけにはいけないですから♪」

「そうやな・・・・俺やコーラじゃ入れんやろうしな」

「でしょ?」


僕が入るしかないし・・・・


この作戦しかないってわけです♪


「ダーリン・・・・」


ココアが心配そうな顔をしてるけど・・・・仕方がないことだ。

僕しか出来ないし、僕以外の人にやらせるつもりもない。

あそこは僕とココアの家だからね♪


「大丈夫だよ♪」


内心腸煮えくり返ってるが、ココアの手前笑顔で話す。

ニコニコ・・・

頬の筋肉が・・・・


「じゃッ!!この作戦僕だけでいいんで♪」


ぶっちゃけ他の人いらないんですよねぇ♪


「おい!!」

「そこはさァ〜」


「知らない♪」



「「おい!!」」



ギャーギャー言っていたビールさんとコーラ君も何とか承諾?してくれました♪

良か良か♪



僕は1人・・・・僕とココアの愛の家に向かいました。



「たのもー!!」


ってちょっと違うか♪

とにかく手筈どうりに行こうっと!!



少し窮屈ながらも何とか進入に成功♪

さすが僕♪

惚れる!!



『お母さん!!ハト入って来とるで!?』



むッ!!

人間の声・・・・この声どっかで・・・・


『えぇ!?嘘やろ、網張ってんで?』

『でも、入って来てるやん』

『ほんまや!!すごいなァ・・・どないして入ったんやろか?』


やっぱ僕スゴイよねぇ♪

天才♪


『あそこのちょっと空いてるとこから入ったんちゃん!?』

『えぇ!?あんなとこから?』

『あそこから追い出して、塞げばええやん』

『そやな』


えぇ!?

マジっすか?

ガチでやっちゃうんすか?


ガチャ


なんか、人間出て来たァ!!


・・・・あァ!?

あの子・・・あの時の中学生・・・・僕達の名前を付けた・・・

・・・・ぎゃァ!?



油断っていうか、驚いてる間に追い出されてしまった・・・・

ってか、なんであの子が?


名前を付けてくれたのに・・・・

なんで?





人間は・・・・自分勝手だ・・・・



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