第3羽
「んで、ここが屋上やでぇ♪」
「へー・・・広いですねぇ!!」
「やろ!?ここに結構人たまっとうねんで!!」
「ほぇー」
あ、どうも。コーヒーです!!
今、昨日お友達になったコーラ君に町??を案内してもらっています。
ココアはレモンさんとおしゃべりに花を咲かせています。
「よー!!コーラやん♪」
「おー!ビール久しぶり!!」
「久しぶりって一昨日飲み会したやんけ!!」
「そうやったけ?」
「そうじゃ」
コーラ君にビールと呼ばれた人はもちろんハトなんですけど・・・
体が大きくお酒を片手に持っている。
顔が少し赤い・・・お酒を飲んでいたようです
「ん!?なんやそいつは??」
おそらくビールという人が僕に気付きました。
「おー、こいつなぁ・・・昨日引っ越してきたばっかのコーヒーってゆうねん♪」
「初めまして、コーヒーです。」
とりあえず自己紹介もどきなことをした。
「おう!!よろしくな!!コーヒー」
「はい!!よろしくお願いします。」
見かけによらずいい人っぽいなぁ・・
「よっしゃ!!じゃあ歓迎会で酒飲むぞー!!」
「また飲むんかい!!」
「がっはっはっはっは!!飲むで、飲まなやってられへん!!」
なにがあったんでしょ??
ま、まさか暗い過去が!!
・・・そうか、そうだったのですね・・・顔にある大きい傷にはそんなわけが・・・
そうだったのですか・・(コーヒーはひそかに妄想癖です)
「なにコーヒー泣いとんねん!?」
「うっう・・・ビールさん!!!!!!!」
「おう!?なんや??どうしたんや??」
ちと困ったような顔を見せているビールさん
「飲みましょう!!とことん飲みましょう!!」
「おう!!!話しの分かる奴やんけ!!よっしゃ飲むでぇ♪」
「過去がなんだっていうんですか!?ねぇ!!」
「お、おう・・・そやな・・・」
なにがあったんや!?って顔をしているのはコーラさんです。
とういうわけで飲み会開始です。
「ビールさん!!」
「おう!なんや!!!」
「過去は振り返らずいきましょう!!」
「そうやな!!」
「リストラされて、女に逃げられて、酒にあぶれて、胃をぶっこわして、ずっきゅーんってなったことなんて忘れましょう!!」
「おう!!・・・ってなんでやねん!!」
「え!?違うんですか!?」
「違うわ!!なに俺を可哀想ポジションにしようとしとん!?」
「楽しいかなって!?」
「なんでちょっと疑問系!?」
「それほどでも!!」
「会話になってへんから!!」
「おーいえー」
「なにが!?」
「なんでちょっと疑問系??」
「今のはちょっと疑問系であっとうやろーが!!」
「おーいえー」
「会話しようぜ!?」
「なんでちょっと疑問系??」
「もうええわ!!」
「おーい・・コーヒー、ビール大丈夫か??飲みすぎちゃうか??」
「「莫迦野郎」」
「いやいや、漢字間違うほど酔うとうやん!!」
「酔うとう思うから酔うねん!!」
「そうだ、そうだ!!」
「いやいや」
「なにがいややねん!?」
「レモンさんか!?」
「違うわ!!」
「あー、レモンちゃんちと、キツイからなぁ〜!!」
「そうなんですか!?」
「いや、だからちゃうって!!」
「そうやねん!」
「確かに漫才もどきのことしてた!!」
「そうやろ!!ってそれは関係ないやんけ!!」
「そうでしたぁ♪」
「おちゃめな奴めぇ♪」
「エヘ♪」
「おい、お前ら」
「エヘ♪」
「聞けって」
「ほほほほほ♪」
「いやちょっと・・」
「もう、脱いじまうか!?」
「脱いだら、ハゲですよぉ♪」
「そーやったぁ♪」
「ハーゲ♪」
「はーねがなーい♪」
「あはははははっはは♪」
「なぁ・・ちょっと、俺の話し聞いて・・・」
「きゃははははははは♪」
「わっはっはっはっはっはっは♪」
「いや・・・お願いします。聞いて下さい。」
飲み会は、夜中まで続きました♪
この飲み会で友情が芽生えましたとさ☆
えっと・・・
会話ばかりなのは、あえてです。あ・え・て!!
べ、べ、別に単に会話が好きって訳じゃないですからね!!
あえて、あ・え・て!!




