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小学生に教わる庭球講座  作者: いさまた
57/75

57限 試合終了

前回のあらすじ

加奈と圭介は順調に試合でポイントを取っていった。

「加奈、このまま勝つよ」


「うんっ!」


そして圭介はフラットサーブを相手コートに叩きつける。


「うぉつ」


「ナイスサーブ、お兄ちゃん!」


「ノータッチエースかよ」


圭介の鋭いサーブを見て斉木が驚く。


「15-0」


圭介がもう一度同じフォームでボールを叩きつける。


「フォールト!」


圭介はそのコールを聞き、スピンサーブを打つ。睦美は返球し、直ぐに前に出て並行陣を作る。圭介は絶妙なロブを上げ、ポイントをとる。


「30-0」


「40-0」


「お兄ちゃん、決めちゃって!」


加奈の応援を受け、ラケットを振りかぶる。


「フォールト」


深呼吸をしてセカンドサーブを打つ。唐崎は一か八かの一本を思っ切り打つ。そのボール加奈のバック側を通り抜ける。圭介は、まずいと直感するが届きそうにない。あと少し、あと少しと頭の中でグルグルする。もうダメかと思ったがボールがコート外で弾んだ。


「アウト!ゲームセット」


斉木のその声で試合は終了した。




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