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外界【200文字】

作者: 沖田 光海


 ぼうっと窓をのぞきこんでいると不思議な気分になるんだ

 だって、外は行き降っているのに、部屋の中はぬくぬくと暖かい

 まるで外の世界がこことは違う世界に見えてきた

 そっと窓に素手で触れてみた

 ひやりと冷たいそれに驚いて、あわてて手を引っ込める

 こんな薄い透明な壁の向こう側はこことは全く違う世界なんだと思うと、とても不思議だ

 現実味がない

 窓を開ければ、とても寒い空気があるのだろうなと思いながら、僕はカーテンを閉めた

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― 新着の感想 ―
[一言] お久しぶりです。拝読させていただきました。 二百文字という短い中に世界観が広がっているので、とても深みがあるなと感じました。 外界はきっと寒いのでしょうが、この作品にはどこか温かみがありま…
2012/03/31 16:10 退会済み
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