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0.6 ガブッとかじりついて

森へ探検に行った8人は動物に襲われたこともあって、帰ることにした。


「まじで、怖かった」


蓮が歩きながらさっきの出来事を思い出していた。自分たちがどれだけ無力だったか、蛍は昔から教え込まれていたから良かったが、いなかったらと考えると背筋が凍った。


「司の言う通りだった。無力だった。」


花が行きの張り切りはなく、反省をしているようだった。


「だから、言ったろ」


司は自分の意見は正しかったと言うように呟いた。


それからは、みんな黙って家まで帰って行った。




──────

ガチャ


「ただいま―」


元気の無い声に掃除をしていたグループが、手を止めて集まってきた。


「ご飯そんなに取れなかったの?」


空が不安そうに聞いたが、花は首を振った。

ご飯は予定していた量よりも多く取れたし、新種の果物や魚も沢山取れていた。


「なんだ、じゃあなんでそんなに落ち込んでるの?」


空は、魚と果物を種類ごとにわけながら言った。


「実はね、」


陽葵はさっきあったことを詳しく話した。


「えっ、」


みんなは、予想もしていなかったことが起きたことを知りフリーズしてしまった。


「で、でも森に近づかなかったらそんなに危険なことは起きないよね、」


空が自分に言い聞かせるように言った。


「たしかに?」

「うん....?」

「ならいっか.....?」

「いや!?今投げた!?現実逃避したよね!?」


あまりのことにみんながおかしくなり現実逃避をしだしたのでご飯を食べることにした。


「何が取れたの?」


未来が直人に聞いた。


「この前のスカルートベリーと、新しい果物沢山取れたんだ。」


未知の食べ物が食べることに嬉しくなっている直人はさっきの出来事を忘れるように笑っていた。


新しい果物は、酸味の強いグレープフルーツのようなグレットフール。

1粒がとても大きいりんごのようなアーリトフーユ。

そして、甘みと果汁がたくさんのぶどうのようなビートルナビー

どれも、体力を回復させるような効果があった。


「どれも、ザ・異世界のフルーツみたい」

「味も異世界向きかもよ」

「頼むから同じであってくれ―」


そう言ってひとくちアーリトフーユにかじりついた。ぶわっとかおる甘さや酸味がとても美味しかった。


「うま!なんかこれ、元の世界よりも美味しいんだけど、」


蓮が食べかけのアーリトフーユを見ながら言った。


「これ、アップルパイにしたら絶対に美味しい!」

「この、グレットフールは酸味が強いからシャーベットとかにしたら美味しいかも!」


直人は、この果物で作るレシピを考えながら楽しそうにしていた。


「なんか、異世界も捨てたもんじゃないかも...」

第6話を見て下さりありがとうございました!

次回も見ていってください!!

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