表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

0.1 えっ、いつもと同じ日常だったのにぃぃぃ





「あなたは私の子供じゃない―」


====================


いつもより騒がしい教室ではテスト返しが行われていた。時より聞こえてくる悲鳴が物語っていた。


「やばい、」


そして陽葵も例外ではなかった。陽葵の答案用紙を持つ手がプルプルと震えていた。

陽葵のテストに書かれた赤い文字の25点


「赤点じゃん,,,」


みるみるうちに顔が青くなっていた。

今年で3年になった佐藤陽葵(さとう ひなた)は将来の自分について考えた時とても不安になった。


「げっ、大丈夫?」


陽葵のテストの点数をみて心配そうに陽葵に話しかけてきた草木 花(くさき はな)は運動勉強共にこのクラスで片手に入るぐらいの優秀さだった。

そして陽葵の大切な親友だった。


「無理かもぉぉ」



──────

「お前らそろそろ座れよ」


先生のことばで花は自分の席に戻っていった。そして先生が続けて言った。


「みんな席に着いたなぁ。これから転校生を紹介するぞ。」


教室がザワザワしだした。

仕方ないだろう、転校生が来ることは今日初めて知ったのだから。


男の子かな女の子かなイケメンかな可愛いかななどといった声があちらこちらから聞こえてきた。


「よし、じゃあ入ってくれ」


ガラガラという扉の音がきこえてみんなは一斉にドアを見た。


そこにはスラッとした高身長なイケメンがたっていた。


きゃーという女子たちが黄色い声を送っていた。


転校生が教卓にたって自己紹介をするように先生がすすめていた。


代田 司(しろた つかさ)です。―」


そこで司の言葉は止まった。

司にこれ以上話すことはないというオーラを感じた先生は陽葵の隣の空の席をさしながら


「じゃあ、司の席はあっちな」


といった。陽葵が少しげっと顔をしかめたのは気のせいだったろうか。


言われた通りに司が陽葵の隣の席に着いた時に司は陽葵の方を見て言った。


「あっ、陽葵久しぶり」


自己紹介の時には見せなかった笑顔で陽葵に話しかけていた。陽葵がはぁ〜いいながら頷いた。


「――えぇぇ」


さっきよりも教室が騒がしくなった。

どうやら陽葵と司は幼なじみらしい。

そして司は、高校入学前に引越し離れてしまったが、またこっちに引越してきたようだ。


「司びっくりしよ。こっち来るんだったら言ってよね―」


呆れるような顔をしながら言っていた。

なんだろう、陽葵がいつもより大人に見えた気がした―


──────

司が転校してきて数週間がたった。


そんなある日


「いやぁ〜今日もいい天気だねぇ」


陽葵が、外を見ながらおじさん臭く腕をのばしながら言った。空は雲一つない快晴でお昼寝日和だった。

その横でくすくすと笑っている花が、


「確かにね。こんな日にはみんなでお昼寝したくなっちゃうね,,,」


陽葵がうんうんと頷いていた。


「陽葵は眠いの?」


司が何故か()()()()()聞いていた。


「大丈夫だよ。なんかいい天気で眠くなっちゃうだよねぇ」


いつも授業中寝てるもんねとボソッと花が言った。

陽葵は少し怒った表情をしながら花を見ていた。


──────


( 授業中)


「あっ、みんなごめんプリント忘れたから取ってくる。」


そう言って先生が慌てて教室から出ていった。

それと同時に教室がザワザワと喋りだした。


―ガラガラ


もう帰ってきたの?

と言わんばかりにシーンとなった。


が、教室に入ってきたのは先生ではなかった。ガスマスクをした見るからに先生ではない2人の男性らしき人がたっていた。


みんなは怯えたような声が漏れていた。


「探しましたよ」


ガスマスクをつけた男は司の方を何故か向いていた―


次の瞬間ガスマスクの男の1人がズボンのポケットから紫色の液体が入った丸い瓶を教室の中に投げ入れた。


―パリーン


その瞬間、教室にガラスが割れる音が広がった。ガスマスク男が投げた瓶から流れてきた液体が気体へと変化して教室中に広がった。

そして、霧のようになり視界が奪われてしまった。


「くっ―」


司がその場で崩れ落ちてしまった。

そして、胸を抑えながら司は辺りを見渡していた。まるで、陽葵を探しているように。


「なに、こっ、、、れ」


花も苦しそうにしていた。


「みんな、だい、じょうぶ?」


陽葵は司と、花に比べて平気そうだったが、少し苦しそうだった。だが、そのほかのクラスメイトはわけが分からず、恐怖でその場に座っているが3人のように苦しくはなさそうだった。


「なっ、なんでだ。」


ガスマスクの男は何故か焦ったような顔をしていた。


「こんなこと聞いていないぞ」


とても、焦っていたがその後に何かボソボソと言ったと思った瞬間―


空鍵(アステルキー)


そう唱えた瞬間あたりは光かがやきだし教室の床はなにかの模様が浮かび上がった。そささて、その模様が急にピッカーンと光出した。


「眩しい―」





──────

ドーンッ



「イッテテ」

さっきまで座っていたはずなのに。

何故かおしりに痛みが走った。


「って、ここどこ!?」


いや、教室でしょっと言いかけた時に目の前に広がっていたのは、緑色の黒板ではなく緑色の草原だった。


「私たち外に出ちゃったの?」


花が不思議そうに辺りを見渡しながら言った。だが、陽葵が真剣な顔をしながら言った。


「あの生き物私存じ上げない。」


陽葵が変な言い方をしているが、指さしているほうを見たらドラゴンがいた。とても大きな体に硬そうな鱗そして何よりもしっぽから炎が出ていた。

元の世界の飛ぶ動物と言えば鳥などだが、あんなに強そうな鳥はいなかった。いや、ドラゴンだから鳥ではない?


「なんだよあれ!?」


誰よりも声を、荒らげて言ったのは浅井 蓮(あさい れん)だった。いつもふざけたことを言って笑わせてくるがさすがに今回は笑えなかった。まぁ、本人も笑わせようとして言ったことではなかったが。


「じゃあここどこぉぉ」




──────


「この物語はまだ始まったばかりですよ。」




最後まで読んでくださりありがとうございました。これからもっと面白く物語を作れるように頑張っていきます。よろしくお願いします。


▷キャラクター紹介です⤵


佐藤(さとう) 陽葵(ひなた)

何をするにも平均以下どこか抜けているところがある。花とは友達で司とは幼なじみ。


草木(くさき) (はな)

勉強、運動がとても得意でとても努力家。陽葵と親友


代田(しろた) (つかさ)

3年B組に転校してきたばかり。少し性格はクールだが、陽葵の前では普通に笑顔になる。

陽葵とは幼なじみ。


○浅井 蓮(あさい れん)

いつもクラスの中心にいるようなお調子者。


○3年B組(26人)

いきなりガスマスクの男たちに異世界に飛ばされてしまった。


ぜひ次回も見てみてください!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ