ぷろろーぐ
ちょっと悲しいお話…かも。頑張って書くのでよろしくお願いしますw
君さえいれば
少しの痛みなんて感じない。
君さえいれば
何も怖くない。
君さえいれば
もうなにもいらない。
君さえいれば…
俺の隣に
君がいたなら
・・・
君がいたなら・・・
どんなに幸せなのだろうか。
俺の思いは儚くて。
いきなり降りてきて
何も言わずに去ってゆく。
そして
…そして
消えてゆく。
「お兄ちゃん。」
そう俺を呼ぶことによって
俺が傷を負ったかなんて知ることもないとしても。
君が俺のような感情を持たないとしても。
永遠の
…
永遠の片想いだとしても…。
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「玲人、いい加減兄という自覚を持ったらどうだ…?」
自覚。
俺が小さい頃に言い続けられてきた言葉。
何故か、莉奈が妹だという事実に背き、
普通の女の子として接してきた俺。
それが、
…好きだという感情だと知ったのはそれから少し経ってからで。
そして、
莉奈と俺は
俺は…
結ばれない関係であるということを知ったのも
それから少し経った頃で。
ずっと、莉奈に対して
“妹”
に対しての『好き』
ではなく、
違った…
特別な感情を持っていた俺にとって
絶望の他何でもなかった。
続くー!よね?!