捜索隊
テオドール皇帝の勅命により、光の剣と闇の剣を探しあてることになったが、そんなに簡単に見つかるはずもなく、いたずらに時間だけを費やすものと、誰もが思っていた矢先、捜索隊から火急の報告があがった。
捜索隊の隊長は、タイチョウ隊長。
タイチョウ隊長「申し上げます!我々が調査したところ、光の剣と闇の剣の所在が明らかになりました!」
テオドール「ほほう、して、その場所は、いずこに?」
タイチョウ隊長「光の神殿と、闇の神殿です!
光の神殿は、唯一絶対の神、ヤーナを信仰するロード教徒の治める大陸にあるそうです!
闇の神殿は、この世界の最果ての大陸、そう、人間は誰も寄り付かない、邪教の神、ゴードを信仰するゴード教徒の治める大陸にあるそうです!」
捜索隊の捜索の結果、光の剣と闇の剣のありかが明らかになった。
光の剣は、光の神殿にある。
闇の剣は、闇の神殿にある。
しかし、アルマムーン帝国の領内だけで探していても、見つからない。
ということで、皇帝テオドールの勅命が下り、よその大陸にも探しに行くことになったそうだ。
そこで、愛野薬子が新たに開発した、
『マジックマップシステム』なるものを使い、見つけ出したという。
『マジックマップシステム』を使えば、
世界地図が一瞬で表示され、検索をかけるだけで、目的の場所が一瞬にして見つかるという優れものだ。
愛野薬子「タイチョウ隊長にも、テオドール皇帝にも、さぞや喜んでもらえたことでしょう。ふふふ。」
テオドール「なるほどな。あの研究所、回復アイテムだけかと思ったら、そのようなシステムまで開発しておったとはな。
さすがは愛野薬子、私の妻となる女。実に見事な働きぶりだ。
よし、早速、捜索隊の部隊編成を行うぞ。」
光の剣の捜索隊は、アヤヤ隊長が率いることに。
闇の剣の捜索隊は、テルミ隊長が率いることに。
しかしながら、ロード教徒とゴード教徒は、現在戦争状態である。さてどうする?
そこで、テオドール皇帝が両方に、取引の手紙を書くことにした。
その手紙を届けるというミッションも追加されたのだった。
それぞれの捜索隊は、ロード大陸、ゴード大陸に旅立っていった。
一度向かえば、生きて帰れる保証は無い。
しかし、それでも誰かが行かねばならない。
光の剣と闇の剣を入手し、無事に帰還するまでには、数ヶ月はかかるという。
それまでは文字通り、指をくわえて待っているより他に無い。
テオドールは、気長に待とうと薬子に言った。
日野所長は、その様子を心配そうに見つめていた。
薬子は、その日もまた、いつもの通りに、研究所の仕事にいそしむ。




