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現実はチートなんて無い  作者: 雪景色
1章 転生
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転生

 現実は残酷だ。

 小さいころは夢は叶うと教育され、ある程度の年齢になると現実を知ることになる。

 その時に将来の選択肢が多いのならまだいい。家庭環境のレベルによっては将来の選択肢を選ぶ時には既にある程度方向性は決まっている。

 最近親ガチャなんて言葉もあり賛否両論だが、あれは大人になって知識や経験があるから否定出来るものだと思う。

 子供の限られた世界ではどうしても親の影響が大きい。

 その限られた選択肢の中努力して頑張り続けた結果の人生を振り返ると胸を張れる人生ではなかったな。


 さて何故こんなことを考えているかというと一種の現実逃避だ。

 何故現実逃避をしているかというと、俺は今現実ではありえない状況にいるからだ。

 

            『転生システムを開始しますか?』


        『YES』                    『NO』



 俺の目の前にはその文章がゲームでよくある半透明な板がある。というか、現在の俺には実体が無いようで自分の体を把握できない。おそらく魂だけの状態なんだろう。

 普通こういった転生の場合って神様やそれに準ずるなにかが転生の説明やそれに伴ってのチートなんか貰うっていうのが王道展開ではないだろうか。

 そもそも今やありふれた異世界転生になるのだろうか?それとも今までの生活と同じような世界なのか。

 まぁ死んでいるかどうかは定かではないが今までの人生よりはより良く生きてみたいと夢想したことは何度もある。

 俺はもう一度人生をやり直したいという思いを胸に『YES』を選択した。



 『転生システムを開始します。順に選択してください。注意一度選ぶと前の選択肢に戻れません。』


 【今までと同じ世界】


 【SF世界】


 【ファンタジー世界】


 【人間が存在しない世界】


 【植物が繁栄している世界】etc


 世界の数がおそらく1000以上ある。

 しかし男ならだれでも一度は夢みたであろうファンタジー世界一択だと思いファンタジー世界を選択する。


 『肉体年齢を選択してください』


 【肉体年齢0歳】


 【肉体年齢15歳】


 年齢まで選べるのか。しかし先ほどの世界と違い二択だった。

 0歳のメリットは転生するであろう世界の常識を一から学べることや鍛錬を幼いころからすることが出来ることだと思う。しかしデメリットとして生まれた環境次第では最悪生死に関わることや医療技術が低い場合幼い年齢で病気になり死んでしまう可能性もある。現状が非現実だが、漫画やアニメのようなご都合主義を生きていく上で当てにしてはいけない。

 15歳のメリットは0歳と逆で病気になり死ぬ可能性が低くなること、生まれた環境に左右されない可能性が高い。デメリットは世界の常識がわからない可能性が高いことや鍛錬等が出来ないことだろう。


 悩ましいが世界の医療レベル次第では0歳の死亡率は現代の医療社会より跳ね上がると聞く。

 ここは【肉体年齢15歳】を選択する。


 『スキルを選択してください』


 スキル!! 

 ファンタジー世界らしくなってきたな。





 



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