表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

コンビニ強盗が来ましたよ!

「コンビニ強盗だ! 金を出せ! いいか……そうだ、大人しくしてろ。警察なんて呼びやがったら、こいつから殺してやるからな!」


(どうしよう、もう他の件で警察呼んじゃったよ......)


*ぴーぽーぴーぽー


(猫がダクトに迷い込んだからって警察呼んだのに………!!)

(やべぇやべぇ!)


(だからやめましょうって言ったんですよ店長!!)


(だって、かわいそうだったから!)

(しょうがないだろう!)


(そうですけど!!)

(このままじゃ私たち死んじゃいますよ!?)


「誰だ! 警察を呼びやがったのは!」


(きてるよ警察!1分できたのに驚いてるよ!強盗犯!)


(史上最速記録ですね!!)


(あ、警官二人無警戒で入ってきちゃう!ダメェええええ!)


「ちっ! おいお前! こっちに来い!」


*店員を前におす店長

〈お呼びだって〉


『ちょ!?店長!?』


〈おら、明日退職するんだ〉


『何言ってんですか!!今日で2人ともこの世とおさらばですよ!!』


〈年金で孫と幸せにくらすんだよぉおおおお!しにたくないのぉおおおお〉


『あんた結婚してねぇだろ!!

養子でもとるつもりか!!』


〈2次元でもええだろォオオ〉


『たしかにぃ!!』


「おい! 無視してんじゃねぇ!」


『なんだってぇ?』


〈ヒィッ!か、勘弁してくれー〉

*店裏から逃げる店長


『てんちょおおおおおおう!!!!』


〈とまるんじゃ......ねぇ〉


『ちょ、ちょっと待って強盗さん』

『あの店長金溜め込んでるんですよ』

『へそくりを家族に取られたくないからって仕事場に持ってきてんですよ』

『あいつ脅した方が金貰えますぜ』


(な、何だ?嫌な予感がするぞ)


「おい店長! そこを動くな」


〈ヒィッ〉


「金はどこにある!」


(も、もうだめだ!もう耐えられない!)

*ポチッ


「ん? なんだ?」


『何押したてんちょおおおう!!』


[じばく]

[まで]

[あと1分]


『なんでコンビニにそんなのがあるんだ!!』


[避難してください]


「何してんだてめぇ!」


〈あぴゃー〉

〈おおおおお俺は悪くない!〉

〈俺が死ぬぐらいなら、全員死ねばいいんだよ!〉

〈ほーらシャッターおろしたぁ〉


「おい! ど、どうすんだよこれ!!」


『何してくれてんだ店長!!』


〈あぴゃぴゃぴゃ〉


[自爆まで、10秒前]


「ああ!」


[5]

[4]


『ぬあぁぁあ!!』


[3]

[2]

[2]

[2]

[ににににににに]


「ん?」


『ん?』


*ぷしゅー


〈あら?〉

〈あ、やべ、使用期限去年までだった〉


『「…………」』


『おいダクトに入ってる警察!!!こいつ自爆テロだ!!』


「そうだ!さっさと捕まえろ!!」


〈うぉおおおおお〉

〈捕まるもんかぁああああ〉


『猫ちゃん探してんじゃねぇぞ警察!!』

『ちょ、強盗さん銃貸して』


〈あばよ、ゼニガメのとっつぁん〉


「ほらよ」


『(_・ω・)_バァン…』


〈ぐへっ〉

*ちーん


『おらぁ!!連れてけ警察!!』


*ピーポーピーポー


『いやぁ強盗さん銃貸してくれてありがとうございましたー』


「いや、気にすんな!」


『店長のへそくりの100万見つけたんで山分けしましょー』


「おぉ〜!」

「そりゃいいな!」

「ありがたく貰うぜ!」


…………………………


こうしてあるコンビニの事件は終わり

店員は50万を使って最新PCとその他の機材を買い

強盗犯は、強盗から足を洗い、1匹の猫と共に、静かに暮らしたのだった。


『チャンチャン♪』



店長のその後↓

背中に受けた傷は脊髄を抉ったため、首から下が動かないようになってしまった

そして、100万がなくなった店長は、1人寂しく刑務所に入るのだった。




製作者および、協力者の方々


強盗犯役:うさぎ

店員役:めいか

店長役:メガネ

隠れて見てた客役:etc…




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ