表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

44/50

「グラスフィッシュ」


透き通った眼で東京の街を見渡せたら

澱んだ曇り空も美しいと思えるかな

または誰も座ることのないベンチなんかを見て

どんな未来を思い描きながら

このベンチは置かれたのだろうかと

分かることのないことを考えてみたりして


そうなんだよなきっと

視点を向ける先はさておいて

この眼は全く持って透き通っていない

さしずめグラスの破片の詰まった目ん玉

透明度は高そうでそんな高くない

グラスの種類次第じゃ全く透明ではないしね


今日の東京の街を見渡してみても

なんだか曇り空でボンヤリとしてしまって

街全体もボヤけているようにしか見えなかった

あと、誰も座ることのないベンチも見てきたのだが

少なくともこんな未来は思い描かなかっただろうと

この現状は誰かの懐にも大打撃だろうなと

第三者ならではの余計なことを考えてみたりして


そうなんだよそうなの

視点を向ける先はおいといて

この眼は全く持って透き通っていない

さしずめグラスの破片の詰まった目ん玉

綺麗なようで全然綺麗じゃない

第一にグラスの破片は言ってしまえば廃棄物だからね


ただこの目ん玉がフィルターとなったせいで

こんな考えになってしまっているのか

それとも元から目ん玉の種類は関係なく

ただこんな考えをしがちなものなのか

そこはもう少し考えるところではある


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ