表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

ゲストキャラ1 トロワーファイブに所属した皆さん

トロワーファイブに加入したことがある皆さんについて。

〇トロワーイエロー

 第六話に登場。正義感こそしっかり持っていたが、いかんせん滑舌が悪かった。一応「力の戦士」という肩書きがあるのだが、誰がどう聞いても「ひかりゃのへんし」にしか聞こえないくらい重症だった。

 ヒーローとしての素質は充分らしいが、意思疎通が困難。おそらく、仮面を被っていなければもう少し聞き取りやすいはずなのだが、ヒーローは素顔を隠す宿命にあるのだから仕方がない。

 どういうメカニズムなのかは一切不明だが、ブルーは何故か彼の言葉を的確に訳すことができた。ある意味すごい。


 シリアスな台詞を言おうにも、声がこもり過ぎて一向に空気が張りつめない。クラブソルジャーも、彼の前では終始困惑しっぱなしだった。

 三人に比べればマシな思考回路を持った彼だったが、それでも少々おかしいところがあったりした。

 クラブソルジャーが悪事を働いていないという事実を聞き逃したまま話を進めて大反省したり、途中でレッドとブルーが喧嘩を始めた際、喧嘩を止めるために武器を放り投げてクラブソルジャーにうっかりぶっ刺したり、レッドとブルーの喧嘩が怪人の策略によって勃発した物だと勘違いしたりした、などなど。ヒーロー組織にまともな人材なし。

 クラブソルジャーいわく、彼が加わってトロワーファイブに増えたのはやかましさだけ。


 なお、トロワーファイブに所属していたのはほんの数日だけで、あっという間に転勤していった。きっとどこかで、誰かにその奇跡の滑舌を披露しているに違いない。


〇トロワーホワイト

 第十八話に登場。ブルーの説明によると、極度の人見知りな上にシャイな子。新人であり、教育の一環としてトロワーファイブに一時的に所属する。ちなみに、名乗らなかったため肩書きは不明。

 異様なまでに無口であり、台詞は終始「……」のみ。一応ピンクに耳打ちをする描写はあったが、その内容が文字として表現されることは一度もなかった。


 シャイと言われつつも、発想が結構豪快。特に、悪事を働いていない上に怪我を負った怪人を容赦なくやっつけたがる辺りはめちゃめちゃぶっ飛んでいる。

 しかし、前の回の爆発騒ぎ(第十七話)で半身が不自由になっていたクラブソルジャーにやられてしまうなど、少々力不足。あれでも手加減してくれていたという設定なので、カニ怪人が強過ぎなだけなのかもしれないけれど。

 だが、女の子の最強武器である涙(厳密に言うと、泣いているようなジェスチャー)を使って先輩の心をわし掴み。見事間接的に怪人を倒すことに成功する。女って恐い。


 レッドに恋心を抱かれていたが、告白を丁重にお断りした。彼女に限らず、誰だってそうすると思うが。

 ちなみにピンクによると、研修期間を終えたのちにどこかへ巣立っていったとのこと。あなたが住む地域に超無口な女の子がいたら、それは彼女かもしれない(笑)。


〇レッド母

 第十九話にて、失恋のショックにより寝込んだ息子のピンチヒッターとして所属したことがあるのでこちらで紹介。初登場は第十四話。本名はノリコ。

 何故か手にはハリセンを持ち、中年のおばさんとは思えないほどの身体能力で怪人をどつき回すというレジェンド級の活躍の持ち主。特別給を得るためという実に正当な動機のために、息子に代わってトロワーファイブにちょっとだけ加入する。


 悪事を働かない怪人に対し、何かしらの悪事を働くよう強要したり、悪事の候補として自分の尻を触ることを挙げたり、自分の胸を無理矢理触らせて悪事を働いたことにしたりとまさにやりたい放題。きっと彼女を中心に半径五メートル以内は、無法地帯と化すのだろう。


 自分を美人だと思っているらしく、かなり高飛車。バツイチ独身の美魔女を自称するが、周囲のリアクションから判断すると、本当に美しいわけではない可能性が高い。

 でも、誰も彼女にツッコミを入れることができない。だって、恐いんだもん。スーツを着ていない第十四話でも、あれだけ強いし。もしかしたら、総裁にも勝てるんじゃなかろうか。


 流石はレッドの母親と言うべきか、超がつくほどの肉食系。特にブルーがお気に入りらしく、第十九話ではずっと彼にに迫っていたらしい。ちなみに第二十話では、ブルーがレッド母から受けた被害について苦情を漏らす。イケメンが常に得をするとは限らない。また、何を思ったかクラブソルジャーまで口説こうとする。何でも、彼氏が人外というのも面白そうとのこと。

 クラブさんは見てくれは悪くないが、右腕はカニである。守備範囲広過ぎだろう、この人。薫子のように、彼の怪人らしからぬ内面を知っているわけでもあるまいし。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ