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トロワーファイブども

トロワーファイブの三人について。

一発キャラだったイエローとホワイトについてはのちのち書きます。

○トロワーレッド


 ご当地戦隊トロワーファイブの、自称リーダー。肩書きは「正義の戦士」。

 三人のメンバーの中で一番背が高く、ヒーローとしてのキャリアも長いが、一番モテない。ちなみに、本名はヨシオ。覚えていた人はそこそこすごいと思う。

 犬猿の仲である後輩のブルーに「仮面の下の素顔は醜い」というニュアンスの毒を吐かれたことがあるが、その真偽は不明。レッド自身が第一話にてブルーに対し「ちょいとばかし顔がいい」と発言しているため、あくまでもブルーより端正な顔立ちはしていないという意味かもしれない。彼のフェイスのクオリティーに関しては、読者様の判断に委ねたい所存である。


 前述の通り、彼はとにかくモテない。ただちょっと肉食系で、嫉妬深くて、未練タラタラで、リア充を心から憎んでいて、ヒーローという立場を利用して彼女をゲットしようとしているというだけなのに、本当にモテない。その原因は、作者にもわからない。


 性格に多少の難はあるものの、ヒーローとしての強さは申し分ない。リア充という憎き魔物を前にした際には、阿修羅にも例えられるほどの強さを発揮した。普段から、それくらいきちんとしてくれたらいいのにね。

 その強さとは裏腹に、メンタルはめちゃめちゃ弱い。某カニ怪人さんよりも、作者のチキンハートよりも弱い。

 狙っていた女の子にボロクソに陰口を叩かれただけで廃人寸前の状態に陥るわ、失恋のショックで寝込むわと、前科は計り知れない。彼の場合、クラブソルジャーとはまた違った理由で人望がないようだ。


 作中に描写はないが、作者の脳内では二十代後半のイメージである。ちなみに、最終話によるとこのままだとニート街道まっしぐらだとか。彼はあのあと、きっと死ぬ気で就活に励んだことだろう。作者の知ったことではないが。

 

 どうでもいい小話をすると、作者の身内は途中まで彼が主人公だと思っていたらしい。

 確かに赤は、一般的には物語の中心に立つ人物のイメージカラーであることが多いような気もする。だが、この人に主演を任せたら物語が破綻し、挙句世界まで破滅するように思えてならない。


○トロワーブルー


 ご当地戦隊トロワーファイブの、自称頭脳派。肩書きは「勇気の戦士」。

 中肉中背で、ヒーロースーツを着ているとパッとしない風貌だが、仮面の下の素顔はそこそこイケメンらしい。レッドの母にも激しく付きまとわれていたようなので、少なくともクラブソルジャーよりは男前であると考えられる。

 作者の中では、レッドよりも少し若いイメージ。ちなみに、本名はカズヤ。覚えていた人はすごいと思う。

 実は青よりも、赤が好き。レッドに色を譲ってもらえなかったことをかなり根に持っている(若干裏設定)。


 本人は切れ者であるつもりらしいが、その優れた智謀は毒舌を生産するのにしか使われていない。というか、彼は戦闘能力こそ並だが、口の方が異常に達者。ある時はレッドを逆上させ、またある時はクラブソルジャーの戦闘意欲をもそぎ落とす。その結果、「青い詐欺師」「人の心を的確にえぐる狩人」などの名誉ある称号を獲得した。

 

 どうでもいい小話をすると、身内は妙に彼の毒舌がツボにはまっていたらしい。ブルーがメインの回だった第二十話が気に入ったらしく、「もっと彼に出番を!」「もっとブルーとクラブソルジャーとからませろ!」と無茶な要求をされた。彼に匹敵する口の悪さを誇る怪人が出てきた第二十二話には「毒が強過ぎる!」と言ってきたくせに。

 

 さらにどうでもいいことを言うと、ブルーは人してはどうかと思うが、彼の台詞回しを考えるのはかなり楽しかった。ああ、作者の底意地の悪さがにじみ出ている……。


 舌戦が通じない相手が苦手らしく、総裁に対してはあまり突っかからず、レッド母からは逃げ回っていた。彼の相手は、あくまでも人間に限られるということか(笑)。


〇トロワーピンク

 ご当地戦隊トロワーファイブの、紅一点。肩書きは「博愛の戦士」。

 彼女だけ素顔で作中に登場したことがあるのだが(第十話)、その正体はブランド物が大好きなかわいい子ちゃん。しゃべり方がぶりっ子気味で、若干独特。巨乳でもなければ貧乳でもない。本人は自分のことを可愛い方だと思っているようだ。

 歳はブルーとさほど変わらなそうだが、ヒーローとしてのキャリアが浅いのかメンバーに対しては敬語気味に話す。ちなみに、本名はモモコ。覚えていた人はとってもすごいと思う。


 三人の中でも思考回路が特にぶっ飛んでおり、基本的には自分のことしか考えていない。作者は密かに、友達にしたくないタイプだと思っている。

 大好きな彼氏と一緒にいられるなら地域の平和なんてどうでもいいらしく、すぐに帰ろうとする。ある意味レッドよりも困ったちゃん。

 子供型アンドロイドであるロボたんを溺愛しており、将来子供が出来たらロボたんと名づけたいらしい。もしそうなったら多分、彼女の夫となった人が全力で止めにかかることだろう。

 

 レッドのキレ芸も対処に困るが、彼女も怒ると恐い。第四話では彼氏と喧嘩した八つ当たりという、実に正当な理由でクラブソルジャーを撃退。見事彼の精神を一時的に崩壊させた。やっぱり作者は、彼女だけは絶対友達にしたくない。

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