ダイエット【２００文字】
路傍之杜鵑さん主催の「二百文字の彼女、冬」に参加するために書いた作品の…没作品になります。
三が日を過ぎた頃 妻がダイエットすると言い出した
どこを痩せる気か不明だが 頑張るらしい
本音を言えば 胸は痩せて欲しくない
柔らかい触り心地 これも無いと困る
けど彼女が意気込んでたから
そうなんだって聞き流した …続かないと見越してだ
だが変だ 数週経っても熱は冷めない
「ねぇ、何でダイエットなんかするの？」
「…綺麗な方がいいでしょ？」
何？ 俺のため？？？
「じゃぁ止めて、俺そのままがいい。」
気持ちは嬉しい
けど 必要ないから
