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はじめ

 私の稚拙渇面白みに欠ける文章を読む愚痴のような作品になることをはじめに断っておく。そもそも作品と言うこともおこがましいかもしれないが、その是非はここでは捨て置く。

 私はまず誰なのかと言う話になるが現在大学生をしている者だ。あまり説明するような深い人間ではないためこれくらいにしておく。世の中面倒で理屈でわかっていてもなかなかできないこと、我慢にならないことが多く、そのため苦しむ。かといって自分の愚かさを認め常に改善しようと試みるようなことも難しい。そのようにできる人が恐らく世渡りも上手いのだろう。最近、私は勉強にかこつけて半年以上行っていない部活から部費を納めるよう催促の連絡がきた。「お疲れ様です」から始まって、「お願いしますで終わる」丁寧な文で、内容も至って正当性のあるものだった。しかし、私は納得できなかった。その丁寧かつ真っ当な内容の胎内には私にとってあまりに一方的で耐え難い屈辱を与えるものがあった。支払う意思がないのであれば、退部を要求することが内容にあったからである。所属しているから金を払えという真っ当な要求ではあるが、私は半年以上も行っていないのに、通常の料金と同じように払わされることに納得がいかない。先述のグループチャットで出欠を事前に確認し、その回で私が使うものは買っていないハズだ。なのに同じ料金とはどういうことだ。百歩譲って私の分のものを用意して、部活の後でも取りに行くように指示があれば取りに行くし、部費も納める。実際に高校ではそうだった。大学には大学の部活のやり方があって、郷に入っては郷に従うことが正しいのだが、郷の規則を郷に入る前にしっかりと告知すべきだろう。それにしても、今回のケースはあまりに酷い。人が見れば正当でも、私にとってはまぎれもない不当だ。以前部活に数回行って、部費を納めようとしたが、まず部費を回収しに回ってこないし、部費を誰に渡せばいいかもわからない。部費を要求しておいて、それに見合うだけのものが僕には見当たらなかった。馴染めない私が悪いというのはお門違いで、馴染めない私でも部費に見合うだけのものをよこせと私の心は叫んでいるのだ。言ってやろう。これを包み隠さず叩きつけてやろう。しかし、そもそもこの連絡をしたものが諸悪の根源であるかのように八つ当たりすることこそお門違いなので、しばらく放置して月末に返信することにした。既に、読者諸君は部費を払っていない私に全面的な過失があって、連絡してきたものを咎めないのは当然だし、むしろ相手から強く咎められないことをありがたく思って、早急に対処すべきだと思うだろうが、そのように筋を通すばかりが人間ではないのだ。

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